薔薇

5月11日。薔薇。


習志野市鷺沼台3丁目*1


花咲1丁目*2

ということは横浜!

ピーチ・ジョン*1葛飾北斎*2ブラを巡って。


ピーチ・ジョン「巨匠のブラ」に葛飾北斎の名画ランジェリー、左右対称の富士&波打つレース」https://www.fashion-press.net/news/72634


富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。「神奈川沖」ということは要するに横浜沖ですよね。ところで、このことに驚いている人というのはあまり見たことがないのだ。もし横浜港のちょっと沖でこんな大波が立ったら、あの高橋洋一だって、盗んだ時計も放り出して逃げ出すのでは?

Force/Source/Fourth

5月4日付の橋本麻里さんのツィート;


ところで、英語のネイティヴはMay the Source be with youは理解できても、May the Fourth be with youは理解できるのだろうかと思った。FourthからForceを想像できるか。

初めての白川

白川静を巡るm.sugita氏のツィート;

孔子伝 (中公文庫)

孔子伝 (中公文庫)

初期万葉論 (中公文庫BIBLIO)

初期万葉論 (中公文庫BIBLIO)

  • 作者:白川 静
  • 発売日: 2002/09/01
  • メディア: 文庫
文字遊心 (平凡社ライブラリー)

文字遊心 (平凡社ライブラリー)

  • 作者:白川 静
  • 発売日: 1996/11/13
  • メディア: 文庫
私が最初に読んだ白川静は『中国の神話』*1だった。
中国の神話 (中公文庫BIBLIO)

中国の神話 (中公文庫BIBLIO)

  • 作者:白川 静
  • 発売日: 2003/01/25
  • メディア: 文庫

坊主か達磨か

鷲田清一*1『だれのための仕事』の中で「ぼんさんが屁をこいた」という遊びが言及されている。


(前略)オニが壁に顔をつけ、「いち、にい、さん、しい、ごお、ろく⋯⋯」と数えるかわりに、大声で「ぼ、ん、さ、ん、が、へ、を、こ、い、た」と言う。一〇メートルほど後ろで横一列に並んだ子どもたちがそのあいだにさっと動く。壁にタッチして行く子がいる。逆に早くも、壁の反対方向に逃げる子もいる。「ぼんさんが屁をこいた」と言い終えると、オニはすばやく振り返る。そのとき、動いたりふらついている姿を見つけられた子はアウト、オニのいる壁に繋がれる。オニは再び壁に向いて「ぼんさんが屁をこいた」と声を上げる。「においだらくさかった」と、さらに相手をつるように言葉を連ねるときもある。つられた子どもたちが、また数歩、するすると壁に接近する。オニが壁に向かっているあいだに、子どもたちのだれかが壁にタッチすると、他の子どもたちは一斉に駆け足で散らばる。壁に拘留されていた子も逃げる。オニはすかさず「止まれ」と叫ぶ。子どもたちはその場で停止しなければならない。次にオニが大股で一〇歩、子どもたちのほうへ進む。最初にオニに触られた者がこんどはオニになる。(pp.103-104)
これ、だるまさんがころんだと言っていなかっただろうか。地域によって違うということだろうか。鷲田先生は京都の人。

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060312/1142190612 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060313/1142223339 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070105/1167974950 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070420/1177093181 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071029/1193653921 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080831/1220155395 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090724/1248409057 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090816/1250358935 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091213/1260686440 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100213/1266069745 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100430/1272607469 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100921/1285038978 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101109/1289281535 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101112/1289497060 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101123/1290485341 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110215/1297786787 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110603/1307072747 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110616/1308197385 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110626/1309058098 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110627/1309194879 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110711/1310356905 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120508/1336445007 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120508/1336486987 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130630/1372528653 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130718/1374112169 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131218/1387381317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140224/1393256418 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150417/1429297314 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150424/1429844873 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160104/1451930756 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160107/1452130435 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160722/1469159771 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170516/1494898759 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170802/1501694179 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170830/1504066381 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170929/1506651097 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171020/1508471300 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171202/1512180717 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180504/1525457042 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180926/1537924794 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20181026/1540572398 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/12/30/151308 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/21/014155 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/02/05/144913

モルモンと太平天国

菊池秀明『太平天国*1を読んでいて、思ったこと。太平天国が南京を占領すると、欧米各国(基督教国)の外交官や聖職者は太平天国と直接接触・交渉し始めている(p.156ff.)。彼らは、太平天国の「キリスト教」というのはかなりおかしいぞ、という結論に達している。問題のひとつは「聖書」を超えた権威。太平天国は、自分たちが依拠しているのは、「旧約」や「新約」を超えた「真約」、すなわち神と洪秀全とのコミュニケーションであると主張していた(pp.170-171)。また、太平天国の諸王の「多妻制」は太平天国を「異端」認定するための「重要な論拠」となった(p.169)。ここで疑問に思ったのは、英国人や仏蘭西人はともかくとして、米国人の場合、こいつら米国のモルモンに似ているところもあるよねと思ったりしなかったのかということ。 モルモン教末日聖徒イエス・キリスト教会*2の開教は1830年である。まあ、北米大陸と中国大陸と隔たってはいるが、どちらも近代以降にヨーロッパではない場所で創唱された「キリスト教」の先駆けなのだった。