フロイトの凄さ?

フロイド*1「ブログ名を変更しました」https://www.byosoku100.com/entry/2018/05/25/112033
フロイド「ピンク・フロイドを知らない人に聴いてほしい曲5選」https://www.byosoku100.com/entry/2016/10/17/pinkfloyd1


けっこうの頻度で読んでいるblogなのだけど、『フロイドの狂気日記』というblog名の「フロイド」というのはピンク・フロイドの「フロイド」であり、「狂気」というのはフロイドのアルバムの日本でのタイトル『狂気』に由来している。

Dark Side of the Moon

Dark Side of the Moon

ピンク・フロイドは70年台に凄まじいヒットを出した圧倒的なイギリスのバンドだが、ビートルズセックス・ピストルズほど日本人に知られていない」。ビートルズはともかくとして、「セックス・ピストルズ」がそれほど「日本人」に知られているのかどうかということはわからない。私が思うに、ピンク・フロイドのファンというのは、基本的に50歳以上、そのヴォリューム・ゾーンは60代半ばくらいの人なんじゃないかと勝手に決めつけていたのだった。昭和を知らない平成生まれで、親とか教師とかの影響なしにピンク・フロイドのファンが出来上がるということ自体が奇跡的な出来事のようにさえ思ったりもする。
ところで、これを読んで、何故ピンク・フロイドがあれほどのビッグ・ネームだったのかというのは決して自明的なことではないなと改めて考えたのだった。先ず、フロイドというのは超絶的な演奏技術とか圧倒的なテンションで迫るバンドではなかった。デイヴ・ギルモアはギタリストとしては、たぶんロバート・フリップスティーヴ・ハウ、或いはジミー・ペイジリッチー・ブラックモアに及ばない。リック・ライトはキーボード奏者としては、キース・エマーソンジョン・ロードに及ばない。ニック・メイソンはドラマーとしては、ビル・ブルーフォード(ブラッフォード)やジョン・ボーナムカール・パーマーフィル・コリンズに及ばない。まあ、ロジャー・ウォーターズはベーシストとして、ジョン=ポール・ジョーンズやロジャー・グローヴァ―やクリス・スクワイアに匹敵する存在だったと思うけれど。その一方で、ブライアン・イーノみたいに俺たちはノンミュージシャンだと開き直ることもできない。また、演奏に関して、例えば鬼気迫るとか、超絶的といった形容詞は、ピンク・フロイドではなく、キング・クリムゾンやイエスエマーソン・レイク&パーマーのために使うべきものだったといえる。
じゃあ、フロイドの何処が凄かったのか? 先ずは、ヴィジュアルというかグラフィックが凄かったということがあるだろう。これはバンドというよりはヒプノシス*2というデザイン・ティームの功績だといえるのだけど。ただ、ヒプノシスがデザインしていたのはピンク・フロイドではなかった。それどころか、英国ということに限定すると*3、〈ヒプノシス基準〉というか、ヒプノシスがアルバムをデザインしているかどうかで、一流か否かが判断できるという雰囲気さえあった*4ヒプノシスは1970年代のブリティッシュ・ロックそれ自体を視覚的に表現していたとも言える。その中でも、ピンク・フロイドとZEPのグラフィックは特にかっこよかった。アルバムWish You Were Hereの場合、LPレコードというメディアのあり方それ自体を使ったデザインで、多分CDというメディアでは再現不可能。日本の御家藝である紙ジャケット仕様でも無理。レコードは青いヴィニールでラッピングされていて、それを破って初めて、神のジャケット、工場の敷地かなんかで握手するスーツを着た2人の燃える男たちの写真を中央に配置したジャケットが*5。アルバムのタイトルであり、その中の曲名でもあるWish You Were Hereというのは、旅行先から出す絵葉書に書き添える決まり文句。アルバムにはおまけとしてポストカードが1枚ついていた。静まりかえったような真っ青な湖の水上に足を上げた人間が土左衛門のように浮いている写真。
炎?あなたがここにいてほしい?

炎?あなたがここにいてほしい?

音楽の面でいうと、ピンク・フロイドは色々なジャンルのしがらみが弱かったといえる*6。ブルースのしがらみを除いて。エマーソン・レイク&パーマーやイエスやディープ・パープルの場合はクラシックのしがらみが強く、キング・クリムゾンの場合はジャズのしがらみが強い。ZEPの場合はブルースのほかに、エスニック音楽(後の時代にワールド・ミュージックと呼ばれるようになるもの)のしがらみが強い。それに対して、ピンク・フロイドを拘束していたのはブルースだけ。勿論、ブルースの影響というのはブリティッシュ・ロックとしては当たり前のことだ。何しろ、ブルースを学びに学んで、ぱくりにぱくった挙句に、オリジナリティが芽生えてしまって、プログレッシヴ・ロックハード・ロックになったわけだから。しかし、ピンク・フロイドほどブルースの純度が高いバンドはほかにないのではないかと思う*7ピンク・フロイドの凄さというのはブルースの濃度によって表現される〈哀愁〉の凄さだといえるかも知れない。因みに、クイーンはブリティッシュハード・ロックでありながらブルースへの負債を殆ど感じさせないバンドだと感じたことがあった。その意味では、クイーンとピンク・フロイドは対極にあると一応はいえるのだけど、そのクイーンにしても、フレディ・マーキュリー亡き後の21世紀には、骨の髄までブルースが浸み込んでいるポール・ロジャーズをヴォーカルに迎えているのだった。
さて、クラシックやジャズのしがらみの弱さがあったからこそ、ピンク・フロイド音楽史的にも重要な或る飛躍が可能になったといえる*8。それは狭義の音楽の外への飛躍。楽器の音(楽音)からの飛躍である。所謂〈ミュージック・コンクレート〉への志向。ピンク・フロイドに言わせれば、ほかのミュージシャンがいくらアヴァンギャルドではちゃめちゃなことをやっていたとしても、所詮それは狭義の音楽というか楽音の範囲内でしょ、ということになる。実現はしなかったけれど、楽器を一切使わないアルバムも計画された。しかし、ピンク・フロイドを聴いたことのある人なら、楽器でも人の声(歌)でもない音がおまけ(たんなる効果音)以上の意味を有して聞こえてきたことに強い印象を持っている筈なのだ。「原子心母(Atom Heaert Mother)」のオートバイの音とか”Money”のレジスターの音とか。”Wish You Were Here”のラヂオをチューニングする音。この曲は偶々周波数が合ったラヂオ局から聞こえてきた歌という設定になっている。因みに、『壁』で使用されたヘリコプターの音はケイト・ブッシュの”Waking the Witch”という曲*9で借用されている*10。この飛躍を主導したのはロジャー・ウォーターズかも知れない。「原子心母」ではロン・ギーシンという現代音楽の作曲家*11がオーケストラの編曲を行なっているのだけれど、彼はロジャー・ウォーターズと共同で、The Body というTVドキュメンタリーのサウンドトラックを制作している。ここでは人間の身体が作り出す非音楽的な音がサンプリングされている*12
Atom Heart Mother

Atom Heart Mother

The Wall

The Wall

The Hounds of Love (+6 Bonus Track)

The Hounds of Love (+6 Bonus Track)

The Body

The Body

ピンク・フロイドの何処が凄かったのかというと、


ヒプノシスによるグラフィックが凄かった
ブルースの濃度によって表現される〈哀愁〉が凄かった
狭義の音楽の外へという志向が凄かった


ということになる。
ピンク・フロイドを5曲お薦めすると*13


Atom Heart Mother”
“If”
“One of These Days”
“Money”
“Shine on You Crazy Diamond”


“If”はアルバム『原子心母』のB面に収められたロジャー・ウォーターズによるフォーク風の小曲。神経症的な歌詞も印象的*14。“One of These Days”はアルバム『お節介』オープニングの曲。歌詞はない。アブドラ・ザ・ブッチャーのテーマ曲。日本でのタイトルは「呼べよ嵐、吹けよ風」。“Shine on You Crazy Diamond”はアルバムWish You Were Hereのオープニングとエンディングに分割されているけれど、いちばんの聴き所はやはりエモーションがだだ漏れ気味のギルモアとリック・ライトの静謐との対比なのだろう。

Meddle  (Remastered Discovery Edition)

Meddle (Remastered Discovery Edition)

*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/01/11/135303 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/01/17/181637 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/13/005634

*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060610/1149962157 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20081007/1223349545 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120113/1326478122 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20130419/1366370207 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131116/1384624409

*3:パンク以降のニュー・ウェイヴは除く。また、独逸のスコーピオンズのアルバムもヒプノシスがデザインを担当していた。

*4:ディープ・パープル、キング・クリムゾンELP、ロクシー・ミュージックなどのアルバムはヒプノシスのデザインではなかった。みな一流ではあったけれど。また、クイーンも。

*5:愚劣な邦題『炎』というのは、多分この写真に由来する。

*6:「しがらみ」という言葉を早速使っちゃった。See https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/23/103655

*7:ローリング・ストーンズは除く。

*8:See https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20080630/1214766175

*9:See eg. http://www.katebushencyclopedia.com/waking-the-witch

*10:ケイトはデイヴ・ギルモアの弟子である。

*11:http://www.rongeesin.com/ See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Ron_Geesin

*12:サントラのレコードは聴いているけれど、番組の方は視ていない。Wikipediaを見て、番組のナレーションをヴァネッサ・レッドグレイヴが務めていたことを知った。https://en.wikipedia.org/wiki/Music_from_The_Body

*13:しド・バレットがいた頃の曲は、神話時代として、別に語られるべきだろう。

*14:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141010/1412907144

To, not with

岩永直子*1「救急医が当直室で看護師に繰り返し性行為 病院幹部「個人の問題」と報告せず」https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/ndmc-shobun


タイトルを見たとき、「に」という助詞に違和感を持った。「性行為」というのは〈と〉するものではないか? でも、そういうことだったのか。


日本の災害医療の総本山、国立病院機構災害医療センター」(宗田大院長)救命救急科の医師が、当直勤務中に院内の当直室で看護師に性行為を繰り返していた。看護師は「脅されていた」とBuzzFeedに証言している。

災害医療センターもこの事実を把握。医師は「合意の上だった」と説明しているが、看護師は警視庁立川警察署に告訴状を提出し、女性側の代理人弁護士によると、医師は今年1月8日、東京地方検察庁立川支部に強姦容疑で書類送検された。

看護師はBuzzFeed Japan Medicalの取材に「医師が有力政治家との関係をちらつかせ、看護師をクビにする力があるとにおわせながら、当直室に呼び出して強制的に性交していた」と話している。

国立病院機構本部はBuzzFeed Japan Medicalの取材申し込みでこの案件を知り、2月14日に医師本人や救命救急センター長、看護部長、看護副部長二人、看護師長、副師長に聞き取り調査をした。

機構本部によると、医師は「合意の上の行為だった」と主張しているが、勤務時間中に複数回、当直室で性交したことは認めているという。

本部の指示を受け、院長は医師に自宅待機を命じた。院長を初めとする幹部は昨年7月からこの問題を把握していたが、「個人間の問題」として本部に報告していなかった。本部は、月内にも本人や病院幹部を処分する方針。

ところで、「有力政治家」って誰?

棹さすの反対?

松川絵里*1「「〈つながり〉と〈しがらみ〉」@Ziba」http://matsukawaeri.hatenablog.com/entry/2019/02/13/140812


少し抜き出してみる;



〈つながり〉が〈しがらみ〉に変わるというより、そもそも人間関係って〈しがらみ〉から始まるのでは?

子が親を選べないのはもちろん、親だって子を選べないし、地域や学校、職場の人間関係だって、その人と選んで関係が始まるわけじゃない。

最初に〈しがらみ〉があって、そのうちのいくつかが、やがて〈つながり〉に変わるんじゃないかな。

(参加者の言葉より。ただし、メモをとっていたわけじゃないので、表現は多少ちがってるかもしれません。あしからず)

この指摘を聞いた瞬間、「しがらみ」という言葉の印象が、ガラリと変わりました。

それまで重くのしかかるように響いていたけれど、良い意味で軽くなるのを感じました。

すべての関係性は〈しがらみ〉から始まる。

だったら、〈しがらみ〉があるのは当然だし、無理になくそうとしなくていいや。

そう思えたのが、わたしにとって一番の収穫だったかも。

諸々の関係、そのうち、私が選択したのではなく寧ろ賦課された(imposed)もの、切りたくとも諸般の事情で切れない関係が「しがらみ」と呼ばれる。関係がポジティヴなものとして感じられるとき、或いは未だないけれどあらまほしきもの、(私が)選択すべき/選択してみたいものとして理想化されるとき、それはと呼ばれることになる。「つながり」というのは中立的な感じが(少なくとも私には)する。「しがらみ」であっても、それを自覚的に選び直すということはできる。また、自分が選んだものであっても、選ぶというそのことによって、他のものの選択をキャンセルしたり一時的に凍結するということもある*2。それは、自覚的に「しがらみ」をつくり出すことだといえないだろうか。
さて、「しがらみ」はそもそも語源的にはネガティヴな意味の言葉ではなかった。神永曉「「しがらみ」──マイナスの意味のことばではなかった」に曰く、

「しがらみ」という語は、動詞「しがらむ(柵)」の連用形が名詞化したものである。「しがらむ」は、からみつける、まといつける、からませるといった意味である。これが、名詞となって、水流をせき止めるために川の中に杭(くい)を打ち並べ、その両側から柴(しば)や竹などをからみつけたものをいうようになる。漢字では「柵」と書くが、「柵」は角材や丸太などを間隔を置いて立て、それに横木を渡した囲いが本来の意味である。
 「しがらみ」の使用例は古く、『万葉集』(8C後)に柿本人麻呂の歌として、

 「明日香川しがらみ渡し塞(せ)かませば流るる水ものどにかあらまし」(巻二・一九七)
 という歌がある。歌意は、「明日香川にしがらみをかけ渡してせき止めていたら、流れる水もゆったりとしていたであろう」というものである。天智天皇の皇女であった明日香皇女(あすかのひめみこ)が死去し、その殯宮(もがりのみや=仮埋葬の期間に行われる喪儀の宮)で人麻呂が詠んだ短歌である。おそらく、何らかの策を講じていれば明日香皇女の命ももっと長らえていただろうという、痛恨の思いを詠んだ歌であろう。この歌の「しがらみ」にはマイナスのイメージはない。むしろ、悪化するものをとどめてくれるものというプラスのイメージすら感じられる。
https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=388
カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』*3を思い出す、唐突に。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

二酸化炭素と地震?

承前*1

『日刊スポーツ』(共同通信)の記事;


北海道地震での鳩山氏投稿 「流言飛語」事例と公表
[2019年2月22日23時33分]


北海道で21日夜に発生した地震で、道警は22日、鳩山由紀夫元首相のツイッターに書き込まれた「CCSによる人災と呼ばざるを得ない」などとする投稿を、サイバーパトロールで確認した「流言飛語」の事例の一つとして公表した。

CCSは工場などから出る二酸化炭素を集めて地下に閉じ込める技術。温暖化対策として、苫小牧市で実証試験が行われている。

鳩山元首相のアカウントには地震発生後の21日午後9時40分ごろ、「再び厚真町震源とする震度6の地震が起きてしまった。本来地震にほとんど見舞われなかった地域だけに、CCSによる人災と呼ばざるを得ない」との投稿があった。

道警は、デマ拡散による災害時の混乱を防ぐとしてサイバーパトロールを実施。22日午後3時45分までにツイッターなどの投稿計17件を流言飛語の事例として公表した。「見解を発表する自由を妨げるものではないが、災害の際は公的機関の信頼できる情報を参照してほしい」と呼び掛けた。

実証試験を行っている日本CCS調査(東京)は「昨年9月の地震では、試験と関連がないとの結論が出ている。今回も影響はないとみている」としている。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/201902220001172.html

現役時代の鳩山由紀夫*2の選挙区は北海道だったんだね。勿論、こういう事柄に警察が介入することの是非は議論していかなければならないだろう。また、CCSという技術、その実験のことも知らなかったのだけど、二酸化炭素を地中に埋め込むことと「地震」との間を繋ぐロジックが全然わからない。地下水に二酸化炭素が浸み込んで、井戸水が発泡水になって、水割りを作ったつもりがハイボールになっちゃったというのなら、納得するのだけど。また、鳩山さんがかつて偏愛していた「地下原発」よりは安全でしょう。

*1:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/22/033034

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061021/1161402029 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081025/1224880676 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090330/1238340938 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090413/1239593751 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090531/1243712248 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090629/1246211955 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090706/1246825752 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090713/1247449418 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090727/1248621251 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090922/1253616098 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090928/1254065536 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091004/1254679093 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091114/1258133640 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091123/1258950633 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091129/1259488849 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091213/1260703984 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091229/1262082874 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100114/1263466353 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100309/1268153801 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100315/1268587006 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100320/1269056550 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100324/1269356443 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100325/1269491168 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100427/1272346208 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100530/1275194736 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100603/1275500200 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100831/1283266532 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110122/1295670241 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110508/1304788296 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110603/1307042637 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110730/1312040878 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110905/1315243000 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120205/1328448947 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120227/1330362485 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120507/1336396198 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20121126/1353893658 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150322/1427043352 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160129/1454064240 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160622/1466601326 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160720/1469029004 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170512/1494608081 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180503/1525323385

マイナーな訂正

すぎやま*1「息子の保育園がモンテッソーリ教育だったので、その特徴と実際を書きます」https://www.walkslowly.life/entry/2019/02/20/113022


私も「「幼稚園」に関して、(自分の経験から)お薦めできるのは、モンテッソーリバイリンガルということくらい」と思っています*2
でも、私が「モンテッソーリ」についていいと思っているポイントは世間の評価とはちょっとずれているようです。2017年に書いたもの;


うちでは息子を「モンテッソーリ」の幼稚園(蒙氏班)に通わせており、お子様を幼稚園に行かせるなら絶対に「モンテッソーリ」だよとお薦めなのだが、最初から「モンテッソーリ教育」の何たるかがわかって、息子を行かせたわけではない。妻は、「モンテッソーリ」で使用する教具のデザインがいいということを気に入って、私は2歳から6歳までの子どもが1つの部屋で生活する〈複式学級〉的なところがいいかな、と思った。また、「モンテッソーリ」には日本人を初めとする外国人が多いということも大きかった。
よく「モンテッソーリ」に通った子は社会性とか「協調性」が育たないという批判がある。それは逆なんじゃないかなとも思う。斜め上下の関係というか、異なった年齢の子どもの間での面倒を見たり・見られたりという経験は、少子化とか地域社会の変容とかによって得難くなっているということも事実だろう。そういう関係を経験できるだけでも、「モンテッソーリ」に行かせる価値はあると思うのだ。
https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170719/1500436192
マイナーな訂正。「2歳から6歳まで」と書いてありますけど、正確には2歳半から6歳までということです。
因みに、息子はもう小学生です。
それから、「モンテッソーリ教育」については、英語版のWikipediaの叙述が詳しい*3

Nominal and substantial

たぬき「煙草のヨタ話」https://campingcarboy.hatenablog.com/entry/2019/02/22/115338


私が煙草を吸い始めたのは大学に入る直前で、煙草を止めたのは2012年七月のこと*1
「1箱に入っている煙草の本数は、実は決まっていない」。


 「そんなわけないでしょ。その箱から立て続けに取り出しているじゃない。いったい1箱に何本入っているの?」
 「店によって当たり外れがあるんだよ。15本ぐらいしか入っていないときもあれば、25~26本入っているときもある」
さて、既に何度か書いたけれど、1989年の天安門事件の直後から約一年くらい、中国の田舎町に住んで日本語教師をしていた。紙巻き煙草(cigarette)の製造には、葉っぱを紙で包んで、巻いて、締めて、糊付けするという工程が含まれる。当時の中国の煙草は、この巻きがあまくて、パッケージから出した途端に葉っぱの3分の1くらいが零れ落ちてしまうということが間々あった。煙草売りというのはいちばん気軽に始められる商売だったようで、街には煙草売りの屋台が乱立していた。当時の中国には煙草の公定価格というのはなかった。問屋から仕入れて、それに利潤を幾ら乗せるのかは個別の商人に任されていたので、値段は街々だった。なので、30年前の中国であれば、名目的ではなく実質的な意味で「15本ぐらいしか入っていないときもあれば、25~26本入っているときもある」というのはありえない話ではなかった。

あべこべ

小笠原遥「市立船橋高校・体育科で合否通知が逆になって届く事態に。サッカー強豪校で何が起きた?」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c6e2249e4b0e37a1ed4c664


曰く、


高校受験の合否結果が、誤って逆に通知されてしまうという事態が起きた。

事態が起きたのは、サッカー強豪校として知られる千葉県の市立船橋高だ。同校体育科の受験生85人に対し、合格者には「不合格」、不合格者には「合格」と誤って通知したという。

船橋市が2月21日、ハフポスト日本版の取材で明らかにした。

校内に掲示した張り出しや、インターネット上での合否発表には正しい判定を掲載していたという。

私の母校ですけど。但し、私の頃は「体育科」はなかった。