「国宝級の『推し』と出会う① 国宝納涼図屏風」『metropolitana』(産経新聞社)284、p.15、2026
久隅守景*1国宝」))の「納涼図屏風」*2だとは知らなかった。重要文化財くらいはいっていると思っていたけれど。
東京国立博物館の副館長の松嶋雅人氏曰く、
「小作農」*3という言葉はあまりに近代的で、江戸時代に即して言うならば、「水吞百姓」だろうか。貧農という言葉もあるけれど。
画面の大部分を贅沢に空けた大胆なレイアウトと、片側に配された家族の佇まい。夕顔の棚と月が描かれており、夏の終わりから秋へと移り変わる瞬間の情緒が凝縮されています。華やかで派手な絵ではなく、寂しげでじわじわと心に染み入る”ものの哀れ”を感じさせる作品です。一般的には『夫婦と子供』と解説されますが、絵画におけるモティーフの配置のお約束から『父親と、姉弟の子ども二人』の姿ではないかと捉えています。家族が座る筵の周りに描かれた小さな点々は瓦の砂利で、川沿いの粗末な住まいで涼む小作農のささやかな日常を表現したもの。極めてシンプルな手法の一枚から途方もない序豊漁が立ち上がってくる。(後略)
See also
影山幸一*4「久隅守景《夕顔棚納涼図屏風》軽みの奥深さ──「松嶋雅人」」https://artscape.jp/study/art-achive/1229401_1984.html
*1:See eg. UAG美術家研究所「加賀地方で多くの代表作を描いた久隅守景」「納涼図屏風」https://yuagariart.com/uag/ishikawa04/ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E9%9A%85%E5%AE%88%E6%99%AF
*2:https://emuseum.nich.go.jp/detail?langId=&content_base_id=100160
*3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060808/1155008130 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20070712/1184245286 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20081127/1227780946 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090909/1252522734 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160930/1475187256 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170313/1489332424 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/03/02/101322
*4:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/01/16/144407










