2024-01-01から1年間の記事一覧
シモーヌ・ヴェイユ (岩波現代文庫 学術477)作者:冨原 眞弓岩波書店Amazon冨原眞弓『シモーヌ・ヴェイユ』*1から。 ヴェイユの思索的活動はおおよそ四つの時期に分けられる。子ども時代に書いた詩や寓話はべつとして、いまも現存する資料にかぎると、一六歳…
岩波書店のツィート;文化人類学者の川田順造さんがお亡くなりになりました。フランスでレヴィ=ストロースに学んだ後、西アフリカのモシ族を実地調査し、無文字社会の歴史と文化を研究されました。小社では、『〈運ぶヒト〉の人類学』『人類学的認識論のため…
後水尾天皇 (中公文庫 く 18-2)作者:熊倉 功夫中央公論新社Amazon熊倉功夫『後水尾天皇』*1から。慶長17年(1612年)に起こった大鳥逸兵衛(逸平)*2 事件について。「かぶき者」の代表として。 (前略)ことは旗本柴山権左衛門が自分の小姓を故あって*3殺し…
さっきある操作をしたら、”rkm required”とだけ表示されるエラーに遭遇した。必要とされるrkmって何だ? rkmがないからほかには何も表示されないのか。”rkm required”をそのままグーグル検索にかける。先ず、「この検索では AI による概要を表示できません …
2022年12月31日。 新宿駅*1。 南口。 小田急線。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060803/1154625015 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20070329/1175189030 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090822/1250936684 http…
中世哲学入門 ――存在の海をめぐる思想史 (ちくま新書 1734)作者:山内 志朗筑摩書房Amazon山内志朗『中世哲学入門』*1から。 普遍は第一志向ではない。もし第一志向であるとすると、普遍が事物として存在していることになり、普遍の物象化を夢見るという…
小説のように (創元文芸文庫)作者:アリス・マンロー東京創元社Amazonアリス・マンロー『小説のように』(小竹由美子訳)*1を読了した。 次元 小説のように ウェンロック・エッジ 深い穴 遊離基 顔 女たち 子供の遊び 木 あまりに幸せ 謝辞 訳者あとがき 創元…
シモーヌ・ヴェイユ (岩波現代文庫 学術477)作者:冨原 眞弓岩波書店Amazon冨原眞弓『シモーヌ・ヴェイユ』*1から; ヴェイユは孤独な存在を愛した。プロメテウスやアンティゴネーは権力や卑小さにあらがって純粋さをつらぬき、ディオニュソス・ザグレウスや…
2023年1月27日。 習志野市本大久保5丁目*1。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/02/20/212628 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/04/06/014410 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/25/080501 https://sumi…
後水尾天皇 (中公文庫 く 18-2)作者:熊倉 功夫中央公論新社Amazon熊倉功夫『後水尾天皇』*1から。 一方に、豊臣秀吉から徳川家康へと主役こそかわれ、政策としては一貫して下剋上の根をたちきるための政策がとられ秩序安定の道が確実にたどられ、他方では、…
2023年4月8日。 マーガレット。習志野市鷺沼台3丁目*1。 *1:。See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/12/222257 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/22/123612 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/30/13464…
2023年4月7日。 ハナミズキ*1。習志野市鷺沼台1丁目*2。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/04/19/082329 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/04/21/103634 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/05/02/123653 …
承前*1 「ナベツネ(渡邉恒雄)は読売の「検証・戦争責任」記事で戦争責任を全面的に東條英機に押し付け、昭和天皇を免責させた(原武史)」https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2024/12/24/084219 原武史氏*2のツィートが引用されている;BS-TBSの報道1…
平野明「コトバという自然」https://199.hatenablog.jp/entry/2024/08/21/195036 脈絡はわからないが、コピペしたくなった衝動。 小説には小説という自然が、日本語には日本語という自然があることに、わたしは最近気づきつつある。こういう設定で、こういう…
シモーヌ・ヴェイユ (岩波現代文庫 学術477)作者:冨原 眞弓岩波書店Amazon冨原眞弓『シモーヌ・ヴェイユ』*1から; ヴェイユはユダヤ系であるが宗教的には不可知論を奉ずる両親に育てられ、不可知論者あるいは無神論者として人生の大半をすごした。マルセイ…
後水尾天皇 (中公文庫 く 18-2)作者:熊倉 功夫中央公論新社Amazon熊倉功夫『後水尾天皇』*1から。 後水尾院は文禄5年(1596年)に誕生したが、その4か月後、元号は「慶長」に改元された。つまり、彼は「慶長の年号とともに年齢を重ねることになる」(p…
Geheimagent*1「松本俊彦 『自傷行為の理解と援助』」https://sekibang.hatenadiary.com/entry/2024/12/05/115603 「松本俊彦(編) 『「助けて」が言えない:SOSを出さない人に支援者は何ができるか』」https://sekibang.hatenadiary.com/entry/2024/12/07/…
「ナベツネ(渡邉恒雄)死去」https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2024/12/20/080935 渡邉恒雄*1 の死。 ナベツネといえば、政治と野球ということだろうけど、私としては約30年前にJリーグに対する反対者として立ち現れたのがけっこう強烈だった。彼は…
2022年3月1日。 習志野市藤崎1丁目*1。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20130413/1365875653 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/28/100855 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/12/24/023148 https://sumita…
2022年2月5日。 大久保2丁目*1。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/08/20/073933 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/03/19/023253 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/05/09/103607 https://sumita-m.haten…
12月15日、大河ドラマ『光る君へ』*1の最終回。 森山恵さん*2曰く;#光る君へ まひろの「嵐が来るわ」からエミリ・ブロンテ『嵐が丘』を連想したわたし。荒野に風吹きすさぶなか、「道長さま……」と死者に語りかけていましたね。幼なじみ2人の運命的愛……。そ…
ぷかしゅ*1「リアルとシュールが交差する廃墟のような異空間|国道駅」https://whostolemysheep.hatenablog.com/entry/2024/11/27/193600 鶴見線の「 国道駅」*2というのを知った。変な(名前の)駅だと思った。「国道」駅があるなら、〈県道〉駅や〈市道〉…
八馬智「地元の川の謎」https://hachim.hateblo.jp/entry/2024/12/17/192552 八千代市と千葉市を流れる「花見川」*1について。 千葉市から上流を遡っていくと、八千代市に入ったあたりで「大和田機場」というダムのような施設に行き当たる。その向こう側は「…
小説のように (創元文芸文庫)作者:アリス・マンロー東京創元社AmazonAlice Munro*1「子供の遊び」(小竹由美子訳)[『小説のように』、pp.303-356] 曰く、 子供というのは、毎年違った人間になる。一般にそれは秋の、また学校に行き始めるとき、夏休みのごた…
思春期とは人が初めて、自分の内容的規定ではなく自分の「存在」に気付く時期で、思春期のあの「恥」の感情はまさしく私の内容ではない私の「存在そのもの」に対する恥だろう。この恥を得た人でないと恋愛できないのは当然である。恋愛とはその恥を持ち寄る…
【お知らせ】約26年間に渡りご愛顧いただき誠にありがとうございました。くまざわ書店 津田沼店#本 #読書 #書店 #本屋さん #習志野 #津田沼 pic.twitter.com/WzJ4ftjasW— くまざわ書店津田沼店 (@kbc_tsudanuma) 2024年12月16日 JR津田沼駅ビルの「くまざわ…
シモーヌ・ヴェイユ (岩波現代文庫 学術477)作者:冨原 眞弓岩波書店Amazon読了した本。 冨原眞弓*1『シモーヌ・ヴェイユ』(岩波現代文庫)。 序章 家族・師・独立――パリ(一九〇九―三一) 第一章 全体主義と革命幻想――パリ/ベルリン(一九三〇―三三年) 第…
病床で読了した本。後水尾天皇 (中公文庫 く 18-2)作者:熊倉 功夫中央公論新社Amazon熊倉功夫『後水尾天皇』(中公文庫)。 1 下剋上の終焉 2 徳川将軍と天皇 3 寛永六年十一月八日譲位 4 寛永のサロン 5 学問する上皇 6 修学院造営 7 法皇登霞 後水…
2021年11月10日。 習志野市鷺沼台3丁目*1。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/12/222257 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/22/123612 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/30/134649 https://sumita…
承前*111月4日の午前4時前だったと思う。 猛烈な耳鳴りとともに目が覚めた。そして、頭は冴えているのに、身体の方はべろんべろんに酔っ払っている感じがする、しばらく(数分間)すると猛烈な吐き気が襲ってきた。耳鳴りだけなら過去にも経験がある。大き…