2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

medi@sia: Global media/tion in and out of context(News release)

East Asian Anthropology MLへの著者ご自身のメッセージ; New release: September 30, 2006medi@sia: Global media/tion in and out of context byT. J. M. Holden, Professor of, Mediated Sociology, Graduate School of International Cultural Studies,…

蠅ではなくて虎?

上海の汚職問題は今週初め頃には大々的に報道されていたが、その後報道は止まっている。ただ、29日のShanghai Dailyには、ZHAN Yan “anti-graft fight tackles ‘tigers,’ not ‘flies’”という論説が載っている。 取り敢えず、『朝日』の記事を切り抜いておく…

Catholic Seminary in Beijing

Xinhua “Chinese Catholic church open Beijing seminary” Shanghai Daily 29 September 2006 北京にある”National Seminary of Catholic Church in China”(1983年開校)の新キャンパスがオープンした。面積は4.8ヘクタール。中国政府は737万元をその建設に…

ピアスのことなど

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060929/1159532653で「「ピアス」に関しては、ある程度の年齢になったらピアスをするのが当然のこととして期待される伯剌西爾文化で育った〈日系伯剌西爾人〉の少女と日本の学校文化との間でコンフリクトが起こっていると…

Boz、バッド・カンパニー、そして『夜明けの刑事』

承前*1Bozのことで、 鬼山拳「バッド・カンパニー 〜Bad Company〜」http://mo-retsu.jp/ff/bad_company.htm を見つける。バッド・カンパニーについて、ボズ・バレルを軸に書いてある。勿論、存命中に書かれたものだろう。Bozとロバート・フリップ御大との軋…

「爆笑」

承前*1http://d.hatena.ne.jp/opemu/20061001/1159635814にて知る。http://shizunaijin.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_de5b.htmlで引用されている9月5日付けの『北海道新聞』の記事から; 稲田氏は、地元福井の新聞で首相の靖国参拝を批判する加藤…

所謂環境管理型権力と倫理の消滅

ずいぶん前になるが、「運転免許証をIDとして使用し、たばこを買う自動販売機」を試験的に導入した地域があるというニュースをきいたことがある。その自動販売機では、運転免許証を使わないと、たばこが買えないのだ。未成年の喫煙を防止するためだという。…

「茶髪とピアス」

『読売』の記事なり; 学生の茶髪とピアス、やめれば現金1万・続ければ懲戒 秋田市の学校法人「秋田経済法科大」(小泉健理事長)が10月、同大と、系列の秋田栄養短大に、茶髪とピアスを禁止する規則を設ける。 従わない場合には「懲戒」もあるが、指導に…

世論調査@Iraq

http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_87a9.htmlにて知る。 イラクで行われた2つの世論調査。(Washington Postによって暴露された)米国国務省による調査とメリーランド大学の”the Program on International Policy Attitudes(PIPA)”による…

Boz dies

先ずはIndependentの記事; Boz Burrell Bass guitarist with Bad Company Published: 25 September 2006 Raymond Burrell (Boz Burrell), bass guitarist: born Holbeach, Lincolnshire, 1 January 1946; married; died 21 September 2006. Boz Burrell was…

軍用自動車

Xinhua “Bogus military vehicles seized” Shanghai Daily 28 September 2006 人民解放軍によれば、今年7月以来、2万人が動員され、775台の偽軍用車輛と1000枚以上の盗難(或いは偽造)された軍用ナンバー・プレートが押収された。これに絡んで、123人が逮…

馬鹿になること、その他

先ずは文部科学大臣の言葉。『朝日』の記事; 「菓子は余裕があれば」 小学校英語必修化を文科相否定 2006年09月29日12時46分 「お菓子は、余裕があれば食べればいい」。必修化の是非が議論となっている小学校での英語教育について、伊吹文部科学相は、こん…

狂犬病

GU Jia “Rabies deaths near 1,900 as cases increase by 29%” Shanghai Daily 27 September 2006 今年1月から8月に至るまでの中国全土の狂犬病感染者は1874人で、昨年の同期よりも29.2%増えている。うち1735人が死亡している。狂犬病感染者に関して、中国…

『歴史、身体、国家』

買い求めし本なり; 黄金麟『歴史、身体、国家 近代中国的身体形成(1895-1937)』新星出版社、2006 自序 第一章 身体與政治 第二章 軍国民、新民與公民的身体――身体的国家化生成 第三章 礼法闘争下的中国身体――法権身体的誕生 第四章 鐘点時間與身体 第五章…

魏斐徳

石剣峰「他的史学研究深深烙下“上海”二字」『東方早報』2006年9月27日 9月15日、米国の中国史家Frederic Wakeman Jr.(中国名:魏斐徳)氏が死去。享年68歳。氏の代表作には、上海における国民党の特務活動の研究があるが、上海で来週開催される「世界中国…

刑務官の視点

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060926/1159298794で、「さらに辛いのは、実際に手を下す刑務官だろう」と書いたが、第3次的ではあるが、刑務官の視点から死刑を語ったエントリーがあった; http://luxemburg.exblog.jp/4219915

下関駅放火

安原宏美さんのところ*1。 この事件、ニュースのヘッドラインとしてはたしかに見覚えがあるので、全く知らなかったというわけではないのだが、それらをクリックする気には何故かならなかったので、今回、それが有する社会的インプリケーションに初めて気付か…

蘇州河と郭橋

淮海路の愛普生新藝坊(epSITE Shanghai)で、陸元敏の写真展「蘇州河」を観る。上から鳥瞰的に撮ったものもあれば、下から、つまり歩く人の視点で撮ったものもある。白黒。その多くは、1991年から1993年にかけて撮られたもの。蘇州河は、上海の外灘や仏蘭西…

アマテラス/オオゲツヒメ/スサノオ by 四方田犬彦

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060926/1159279010で示唆した太陽/月の対立(ペア)との関わりで。 四方田犬彦「『古事記』(三)」『図書』683 高天原を追放されたスサノオを歓待し・スサノオに殺されたオオゲツヒメについて; アマテラスが閉じた女陰…

日の丸と菊

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060926/1159279010と少しは関係あるか。 日の丸の起源を巡って; http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/09/post_cbd6.html 「吉野裕子」という名前が妙に懐かしい。また、近代日章旗の琉球=倭寇起源説。 …

植草先生(近況)

承前*1 痴漢逮捕、植草容疑者が名古屋商科大大学院を免職に 名古屋商科大学大学院(名古屋市中区、栗本宏学長)は27日、同大学院客員教授植草一秀容疑者(45)を免職処分としたと発表した。 植草容疑者は今月13日、東京都の京浜急行品川―京急蒲田間を…

南京国際和平論壇

〓*1菲「本多勝一等八人獲頒和平特別貢献奨」『東方早報』2006年9月25日 9月24日から、南京にて「首届南京国際和平論壇」が開始されたが、その「開幕式」において、「侵華日軍南京大屠殺遇難紀念館」は、 林伯耀(「旅日華僑」) 洞富雄(故人、「日本進歩…

アラーキーに火炎瓶

日本、濠太剌利、白耳義の報道。 先ずは『日刊スポーツ』; アラーキーの写真展で火炎瓶騒ぎ 写真家、荒木経惟(あらき・のぶよし)さん(66)の写真展がベルギー・シャルルロワの写真美術館で23日始まり、同館壁面の女性ヌード写真を使った巨大ポスター…

愛国心から脱線して

最近、「左翼」と「愛国心」というテーマの記事が多いような感じがする。例えば、 http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060924/p1 http://d.hatena.ne.jp/kechack/20060918/p1 http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20060918/1158591565 http://d.hatena.ne.jp/sean…

1980年代中国文化

承前*11989年に香港で刊行された『八十年代文化意識』が最近上海人民出版社から再刊された甘陽氏へのインタヴューが雑誌『書城』の9月号に掲載されている(謝海濤、周長天「甘陽:八十年代與現代性批判」)。甘陽氏は1980年代には、「中国與世界叢刊」の編…

金秋

上海は(グレゴリオ暦の)9月下旬になってもまだ最高気温29度で、秋というよりは晩夏といった方が実は相応しい。今日は八月初五なので、あと10日もすると、中秋になる。また、10月1日の国慶節からは「黄金週」が始まるので、街には五星紅旗とセールのため…

『羔唱秦歌』

「崇尚激情 質疑理性 一支詮釈中国原生態音楽的揺滾楽隊」という惹句に引かれて買う。 羔羊與九天楽隊*1 『羔唱秦歌』 1. 泪蛋蛋(陝北民歌) 2. 瀏陽河(湖南民歌) 3. 月亮 4. 九天 5. 山丹丹開花紅艶艶(陝北民歌) 6. 花児與少年(青海民歌) 7. 秦歌 8.…

月餅と珈琲

薛慧卿、王雪菁、張文楠「今秋月餅市場悄然“変味”」『新民晩報』2006年9月24日 今年の月餅のトレンドは、 〓*1焼、キー・ワードは「香」 〓*2酪すなわちチーズ、キー・ワードは「洋」 蕎麦、キー・ワードは「土」 無糖 だという。 チーズ月餅については、 …

「絶版中国」

広州で発行されている『新週刊』の9月15日号の特集は「絶版中国」と題されている。といっても、書物の話ではなく、都市景観の話。手許の辞書によれば、「絶版」は中国語でも日本語と同じような意味である。ここでの意味合いは〈失われた中国〉といった感じ…

中国でのデモ――広東省と湖北省

『朝日』の記事; 中国広東省、警察発砲の村でまたデモ 補償問題解決せず 昨年、土地収用に反発した住民に対する警察の発砲で死者を出し、国際的な批判が起きた中国広東省汕尾市の東洲坑村で、いまだに土地の補償を受けられないことに怒った住民が再び数百人…