Boz、バッド・カンパニー、そして『夜明けの刑事』

承前*1

Bozのことで、


 鬼山拳「バッド・カンパニー 〜Bad Company〜」http://mo-retsu.jp/ff/bad_company.htm


を見つける。バッド・カンパニーについて、ボズ・バレルを軸に書いてある。勿論、存命中に書かれたものだろう。Bozとロバート・フリップ御大との軋轢について記述してあり、興味深い。「ボズがクリムゾンにいたこと自体が間違いのようなもので、それは言うなれば氷川きよしがサザンで唄っているようなものか」とあるけど、どうかな。Earthboundを取り上げたのだけれど、Bozが歌う「21世紀の統合失調男」はグレッグ・レイクよりもずっといいと思うのだ。たしかに、Bozが歌う”Moon Child”というのは想像したくないが。それから、ジョン・ウェットンの歌はWettonという名前のせいかどうもウェットで、あまり好きではない。ポール・ロジャーズが「演歌調」だというけれど、Red

Red: 30th Anniversary Edition

Red: 30th Anniversary Edition

に収められた”Fallen Angel”なんてどうよ。
それはともかく、冒頭には『夜明けの刑事』が言及されている。挿入歌をポール・ロジャーズ自身が日本語で歌い、鈴木ヒロミツが歌うエンディング・テーマもポール・ロジャーズの作曲。その作詞者は、当時の妻だった日本人のマチ・ロジャーズさん。http://oops-music.com/info/view_comment.html?oid=9810&cid=1&offset=0&limit=14によると、マチさんは女優・野添ひとみの妹。野添ひとみ川口浩探検隊長の妻。