Pareidolia

Christopher Hudspeth “18 Pareidolia Examples That Prove It's The Creepiest Psychological Phenomenon” https://www.buzzfeed.com/christopherhudspeth/pareidolia-examples-creepy-interesting-psychological


「パレイドリア」の例。「パレイドリア」*1というのは知覚の対象上に本来そこに存在しないものの存在がパターン(模様)として浮かび上がってくることといえるだろう。上掲の記事で示されている限りでは、表情を持った人間などの生き物の顔であることが多いようだ。所謂人面魚とかは「パレイドリア」の産物だといえるだろうし、類似性に基づいて岩とかが命名されることも「パレイドリア」を前提としているといえるだろう。また、擬人化というのも知覚レヴェルにおける「パレイドリア」に支えられ、その対象が表情的存在としてこちらに迫ってこない限り、リアリティに欠けるのでは? ところで、上の記事の中の、恰も語り合っているかのように見える2台の飛行機の写真を見て、こういう知覚経験が『カーズ』*2とか『プレーンズ』*3などの乗り物を擬人化したアニメのヒントになっている筈だと思ってしまった。

カーズ DVD プレミアム・ボックス

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: DVD
カーズ2 (期間限定) [DVD]

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上で想定しているのは視覚における「パレイドリア」だけど、空耳は聴覚における「パレイドリア」?

ジョージアの徐冰!

児島康宏氏*1のツィート;


中国にもモンゴル文字風にデザインされた漢字というのはあるけれど、これは(アイディアとしては)中国のアーティスト、徐冰の『新英語書法』*2に近いだろうか*3

*1:http://www006.upp.so-net.ne.jp/koj/index.html

*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100104/1262578368 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120514/1337017294

*3:例えば、https://www.google.com/imgres?imgurl=https%3A%2F%2Fi.pinimg.com%2Foriginals%2F77%2F25%2F4c%2F77254cce8c3fde56545d8d027edf275c.jpg&imgrefurl=https%3A%2F%2Fwww.pinterest.com%2Fpin%2F469922542360319197%2F&docid=n3iqlS7ZfDdmAM&tbnid=Zpk9yV9anf6Y9M%3A&vet=10ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwg7KAEwAQ..i&w=652&h=685&hl=ja&authuser=0&bih=689&biw=1280&q=%E6%96%B0%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%9B%B8%E6%B3%95%20%E5%BE%90%E5%86%B0&ved=0ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwg7KAEwAQ&iact=mrc&uact=8 https://www.google.com/imgres?imgurl=https%3A%2F%2F601115282-image.r.worldssl.net%2F%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F09%2F1516874107-6472.jpg&imgrefurl=https%3A%2F%2Fwww.eslitegallery.com%2Fproduct%2F%25E5%25BE%2590%25E5%2586%25B0s%25E3%2580%258A%25E8%258B%25B1%25E6%2596%2587%25E6%2596%25B9%25E5%25A1%258A%25E5%25AD%2597%25E6%259B%25B8%25E6%25B3%2595%25E5%2585%25A5%25E9%2596%2580%25E3%2580%258B%25E6%2595%2599%25E7%25A7%2591%25E6%259B%25B8%25E6%259C%25B1%25E5%258D%25B0%25E7%2589%2588%2F&docid=qnFQJwU-bDOSWM&tbnid=SUzpSfVK1B2AUM%3A&vet=10ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwiaASgqMCo..i&w=660&h=440&hl=ja&authuser=0&bih=689&biw=1280&q=%E6%96%B0%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%9B%B8%E6%B3%95%20%E5%BE%90%E5%86%B0&ved=0ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwiaASgqMCo&iact=mrc&uact=8 https://www.google.com/imgres?imgurl=https%3A%2F%2Fwww.arttogo.com.tw%2Fuploads%2Fproduct%2Fm%2F02339920759603500266763.jpg&imgrefurl=https%3A%2F%2Fwww.arttogo.com.tw%2Findex.php%3Ff%3D4%26t%3D2%26c%3D24%26id%3D1675&docid=uY49cWFedpmSOM&tbnid=pZUX8dRXRQ4iPM%3A&vet=10ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwh-KBwwHA..i&w=276&h=276&itg=1&hl=ja&authuser=0&bih=689&biw=1280&q=%E6%96%B0%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%9B%B8%E6%B3%95%20%E5%BE%90%E5%86%B0&ved=0ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwh-KBwwHA&iact=mrc&uact=8 https://www.google.com/imgres?imgurl=http%3A%2F%2Fwww.dahao-dahao.com%2Fusr%2Fuploads%2F2011%2F03%2F348774622.jpg&imgrefurl=https%3A%2F%2Fwww.dahao-dahao.com%2Farchives%2F413.html&docid=NQwQ26rOcRD_CM&tbnid=O4Z4U0yYHScTaM%3A&vet=10ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwhfKBMwEw..i&w=437&h=564&hl=ja&authuser=0&bih=689&biw=1280&q=%E6%96%B0%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%9B%B8%E6%B3%95%20%E5%BE%90%E5%86%B0&ved=0ahUKEwjw99WMhZbnAhVBQd4KHdY1D2YQMwhfKBMwEw&iact=mrc&uact=8

渋沢と水(メモ)

飯森明子「『論語と算盤』から、さらにその向こうへ」『歴史書通信』(歴史書懇話会)247、pp.2-5、2020


「渋沢研究会運営委員」であるという。
渋沢栄一*1と「洪水」について言及された一節を書き写しておく。


渋沢の故郷、埼玉県深谷市利根川中流域右岸にある。生家のある血洗島という地名からも、水に深い縁があることがわかろう。渋沢は故郷の洪水を直接体験していないが、村の古老たちから渋沢が生まれる少し前の洪水の話は聞いていたに違いない。あるいは、明治末期の東京大洪水や大正末の関東大震災では渋沢も自ら被災しつつ、同時に積極的な支援活動を行った。このような災害の体験は、貿易相手国に対する儀礼というよりも、被災した人々の窮状を理解した教官の表出となって、海を越えた災害支援にもあらわれる。
たとえば1931年夏から秋、中国を襲った大洪水に対する渋沢の支援への熱意は、日本政府や陸軍の満州での行動と対照的である。不安定な中国の内政や日中関係はどうであろうと、洪水に苦しむ人々に日本の「民」からの支援を少しでも届けようと、渋沢はラジオを通して義援金を呼び掛けた。しかし支援物資と義援金を乗せた船が日本を出港直後に満洲事変が勃発、中国は支援を一切拒否し、物資も義援金も被災した人々に届くことはなかった。(p.4)

Tatsuro on Specter Hibari

ハフポスト日本版編集部「山下達郎さんがNHK紅白の『AI美空ひばり』をバッサリ斬る。「一言で申し上げると冒涜です」」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e24f25bc5b673621f782186


「シンガーソングライターの山下達郎さん*1が1月19日、自身のラジオ番組『山下達郎のサンデー・ソングブック』(TokyoFM)で、2019年の『第70回NHK紅白歌合戦』で話題となった『AI美空ひばり』によるパフォーマンスについて「冒とくです」と表現し、否定的な考えを示した」;


山下さんが『AI美空ひばり』に言及したのは、番組開始から35分が過ぎた頃だった。

リスナーから届いたお便りで、「単刀直入にお聞きします。昨年の紅白、『AI美空ひばり』についてはどう思われますか?私は技術としてはありかもしれませんが、歌番組の出演、CDの発売は絶対に否と考えます。AI大瀧詠一とかAI山下達郎なんて聴きたくありません」と感想を求められた。

この質問に対して山下さんは、「ごもっともでございます。一言でも申し上げると、冒とくです」と批判した。

この紅白については、いいたいことが後、1つか2つあるのだった。

喜多見

2019年12月31日。





慶元寺*1。東京都世田谷区喜多見4丁目。





喜多見4丁目。


喜多見5丁目。