2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)作者: 津村記久子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/05/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (53件) を見る津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』*1を読了して、ターハル・ベン…
Music For Touristsアーティスト: Chris Garneau出版社/メーカー: Absolutely Kosher発売日: 2007/01/23メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見るジャケ買いしたChris GarneauのMusic For Tourists*1、実際に聴いてみて、とてもよかった…
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110205/1296868669 佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』という本が出ていることは知らなかった。ただ、甘粕正彦が大杉栄・伊藤野枝一家虐殺の下手人ではなく、事件それ自体が陸軍及び警察権力全体に関わる陰謀だったという説…
承前*1Giles Fraser*2 “Islamophobia is the moral blind spot of modern Britain”http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/jan/22/warsi-islamophobia-britain-moral-blind-spot このテクストは、ムスリム女性として初めて英国の大臣となったキャメロ…
関良基*1「米国はなぜ「悪魔」が支配する国になってしまったのか?」http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/c94842ca11c6914d4a2ace3bd9ff3ce1 何故か、かなり長いこと、ブラウザの片隅で開きっぱなしになっている。 経済学者の宇沢弘文氏*2がシカゴ大学を…
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110205/1296875307に対して、 osaan 2011/02/05 17:37 昔、上野千鶴子と浅田彰の対談で 上野「私たちのようなニュー・ライトは…」 浅田「僕は古いタイプの左翼ですから」 上野「え、そう?」 というようなやり取りがあった…
DVDをやたらと買ってしまう。婁菀(Lou Ye)『蘇州河(Suzhou River)』ふたりの人魚 [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2004/03/26メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る婁菀(Lou Ye) Nuits d'ivress printaniere(『春…
小谷野敦「歴史に学ぶ禁煙ファシズム その1」http://www.pipeclub-jpn.org/column/column_01_detail_80.html このテクストには以前言及している*1。そのとき、「このテクストに引っ掛けて、煙草をネタにして何か書きたいとは思っている」と書いたのだが、ず…
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110206/1297019853に対して、 osaan 2011/02/07 17:02 前々から知ってたし、知りつつも見てたと言うのは確かにそうなんですが、みっともない話ではありますね。 しかし、勝者があらかじめ決まっている競技というのは別に日…
“Former Thin Lizzy guitarist Gary Moore (58) dies in Spain” http://www.irishtimes.com/newspaper/frontpage/2011/0207/1224289184147.html かつてシン・リジーに在籍していたこともあるギタリストのゲイリー・ムーア*1が休暇先の西班牙マラガのホテルに…
Tad Friend “Sleeping with Weapons” New Yorker August 16 & 23, 2010, pp.50-59 ジョン・ルーリーは紐育のパンク・ジャズ・グループ、ラウンジ・リザーズのサクソフォニストで、俳優としてはジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』や『…
MICHAEL ERARD “Dreaming in English” http://www.nytimes.com/2011/02/06/books/review/Erard-t.html 外国語で夢をみるというのは実際よくあることであるらしい。ERARD氏は、自分の経験及び幾つかの心理学的実験に言及している。 Reading about all this mu…
本を2冊買う。許紀霖*1『啓蒙如何起死回生 現代中国知識分子的思想困境』北京大学出版社、2011 自序 第一編 公共領域與知識分子 第一章 重建社会重心:現代中国的知識分子社会 第二章 ”少数人的責任”:知識分子的士大夫意識 第三章 現代中国公共領域的形態…
郊外の社会学―現代を生きる形 (ちくま新書)作者: 若林幹夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/03メディア: 新書購入: 5人 クリック: 88回この商品を含むブログ (54件) を見る若林幹夫『郊外の社会学――現代を生きる形』は昨年末に読了した本。 序章 郊外…
『毎日』の記事; 八百長問題:春場所中止 相撲協会が決定 大相撲の八百長問題で、日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲春場所(3月13日初日、大阪府立体育会館)の開催中止を決めた。本場所の中止は旧両国国技館の修理が間に…
連合赤軍*1については去年何かしら無駄口を叩きたいと思っていたのだが、その機会を逸してしまった。そういうことを思い出した。 『毎日』の記事; 連合赤軍事件:永田洋子死刑囚が死亡 65歳 山岳アジトでのリンチ殺人などの連合赤軍事件(71〜72年)…
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110202/1296628031に対して、 Talpidae*1 2011/02/02 16:49 本筋からそれますが、そんな主張を展開する上野千鶴子の読者層ってどんな階層に属してるんでしょうね。いつだったか、たしか去年の『朝日』で独身女性にはマンシ…
承前*1SABRINA TAVERNISE “Minorities Show Gains in Youths, Census Finds” http://www.nytimes.com/2011/02/05/us/05census.html 2010年の米国国勢調査の結果が2月3日に公表されたが、それによると、特に若年層で白人(ヒスパニックを除く)の割合が下が…
WILLIAM GRIMES “‘Last Tango in Paris’ Star Maria Schneider Dies” http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2011/02/03/last-tango-in-paris-star-maria-schneider-dies/ 『ラスト・タンゴ・イン・パリ』の女優マリア・シュナイダー死す。享年58歳。後年の彼女…
田島薫「消費を悪と考える「嫌消費」世代が市場で台頭!景気を低迷させかねない“買わない心理”とは」http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101208-00000001-diamond-bus_all 長らくブラウザの片隅で開かれていて、メモリを圧迫している記事。 2009年…
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110203/1296712681に対して、 Midas 理解が浅い イスラム原理主義はギリシャローマ文化によって変容した都市官僚イスラム教を再び見出だそうとする試み。単なる近代の発明(起源の反復・モデルのコピー)でなく既に変容した…
承前*1冷泉彰彦*2「革命が脱宗教だった欧州のプロセスはどうして普遍的にならないのか?」http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/01/post-250.php 埃及での事態を巡って、 一方で、現在のエジプトに関しては、勿論本稿の時点ではムバラク政権の行く末は全…
春節。朝、爆竹の音で目が覚めた。 本年もまた宜しくご贔屓に!ところで、Mixiからのメイルに曰く、「記念すべき25000アクセス目の訪問者は 黒猫ビル さんでした!」どうも、ありがとうございます&明けましておめでとうございます。
SUSAN SAULNY “Black? White? Asian? More Young Americans Choose All of the Above” http://www.nytimes.com/2011/01/30/us/30mixed.html 米国において複数の人種的或いはエスニックなアイデンティティを持つ人が増えていること。 One in seven new marria…
A. O. SCOTT*1 “A Golden Age of Foreign Films, Mostly Unseen” http://www.nytimes.com/2011/01/30/movies/awardsseason/30scott.html 『ソーシャル・ネットワーク』が話題となった今年のゴールデン・グローブ*2。A. O. SCOTTは別のこと、仏蘭西のOlivier As…
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110131/1296441629に対して、 osaan 2011/01/31 13:45 もう『死霊』は忘れられてしまうのでしょうか。 埴谷氏のお宅に2度ばかり伺った(仕事関係で)ことがありますので、何やら寂しいですね。 件の小説はカントがベース…
梁文道「心物不二説足球――《身体與霊魂》」(in 『読者』*1、pp.267-269) このテクストでは、Loic Wacquant*2 Body and Soul*3が紹介されている。これはシカゴのストリート社会を研究する著者が参与観察としてボクシング・ジムへの入門したことを描いたもの…
Happinessアーティスト: Weepies出版社/メーカー: Weepies発売日: 2004/06/08メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るThe WeepiesのHappinessを見つけて買う。今見たら、amazon.co.jpでは凄い値段になっている! ところで、昨年The Wee…
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110129/1296276852に対してコメントをいただく; taraxacum_off 日本人のイスラム「理解」もかなり偏っている。/ 日本人のイスラムへの興味は911以前にも、湾岸戦争や「悪魔の詩」事件があったのでは? 2011/01/2915 click…
土曜日に永嘉路のLolaというクラブでSex and the Cinemaというイヴェントあり。Sam Voutas(司馬優)*1の『紅灯夢(Red Light Revolution)』*2の上映。北京でセックス・ショップを開店したデブのタクシー・ドライヴァー(趙駿)を描くコメディ。全編笑い通し…