「狭」ではなかった

apesnotmonkeys*1「「折山事件」第三次再審請求」https://apesnotmonkeys.hatenablog.com/entry/2024/02/26/221537


東京新聞』の


西田直晃*2 「茫然自失でサインしたら「懲役20年」 元受刑者が無実の罪と主張する「折山事件」の疑問点」https://www.tokyo-np.co.jp/article/305841


という記事が紹介されている。
1980年に起ったという「折山事件」のことは知らず、このタイトルを見たときも一瞬「狭山事件*3の間違いなんじゃないかと思った。「折山事件」とは犯人とされ、20年間服役した後に、「虚偽自白」による冤罪を主張し、再審を求めている折山敏夫氏からそう呼ばれているようだ。
供述調書と確定判決では、犯行現場も死因も異なっている、前者では山中での絞殺、後者ではホテルの部屋での鈍器による強打、ということからして、怪しさ満点なのだけど、「田園調布の資産家」という被害者像、発見された死体は被害者とは別人の可能性があるという弁護側の主張など、探偵小説ファンにはかなり興味をそそる事件なんじゃないかと思った。