承前*1
本日、検察は #袴田巖 さんの再審で有罪を立証する方針を固めた。これにより審理が長期化することが懸念される。
— アムネスティ日本 (@amnesty_or_jp) 2023年7月10日
検察は、ねつ造の可能性が高いと判断された証拠を排除すべきだ。巖さんと彼の家族の長期にわたる苦痛を、これ以上、長引かせてはならない。https://t.co/SWLdBF51ym
『朝日新聞』の記事;
TBSの報道;
袴田巌さんの再審、検察が有罪立証する方針を決定
2023年7月10日 13時27分
「専門家」とは誰なのか? また、静岡地検は「捏造」ではないことをどのようにして立証するのか? 服を1年間味噌漬けにすることによって反証する?
袴田事件 検察側が有罪立証を正式発表 再審は長期化の見通し
7/10(月) 14:09配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
いわゆる「袴田事件」で死刑が確定したものの裁判がやり直されることになった袴田巌さんの再審で、静岡地検は有罪立証することを明らかにしました。これで再審は長期化する見通しとなりました。
57年前に現在の静岡市で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さん(87)をめぐっては、今年3月、東京高裁が再審=裁判のやり直しを行うことを決定しました。
決定の中で高裁は、犯人のものとされた血痕がついた衣類について、ねつ造された可能性が高いと指摘しています。
検察側はこの衣類について専門家に意見を聞くなど、追加の捜査を行っていましたが、さきほど静岡地検は再審で有罪立証することを発表しました。
TBSテレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9c680348d907bfb1e6d73dfdf754246aa190625
巷では、今回の決定は袴田さんの生命が尽きるまで引き伸ばしことによって逃げ切ろうという目論見なのではないかという解釈が出回っている。それもあるのだろうけど、もしかして、疑わしきは検察の利益にという原則を新たに発明し・確立しようという欲望もあるんじゃないかとも思ってしまった。
さて、「袴田事件」という通称は適切ではない。やはり(例えば)清水味噌屋殺人事件といったニュートラルな呼称を用いるべきなのでは?
*1:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20161220/1482240055 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180612/1528811774 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180617/1529257948 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/04/06/094435 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/14/135114 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/18/100337 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/21/024156