糸井など

https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/01/30/095719に対して、


id:nessko

あの駒場祭のポスターは、橋本治のエッセンスが凝縮されていますね。訃報でも最初に出るのがあのポスターなのかという声もありますが、あれを出すのが正解でしょうね。

そうですね。「桃尻娘」が世に出たときも、「背中のいちょうが泣いている」の人が「桃尻」を書いたという感じの受け取り方をされていたんじゃないでしょうか。あの朝日の記事のタイトルをつけた人(デスク?)も、享年70歳で喪主が「おっかさん」だということに数秒間固まってしまったのかも知れません。
さて、『デイリースポーツ』の記事。糸井重里*1も70歳なのか。

2019.01.30.
糸井重里氏 同い年の橋本治氏を悼む「ずんっときた。まいった」

 コピーライターの糸井重里氏が29日、公式ツイッターで、29日に肺炎のため70歳で死去した作家の橋本治氏を追悼している。

 糸井氏は「橋本くん、しばらく養生して、またいろいろやろうとしてたのに」と、昨年、上顎洞(じょうがくどう)がんを告白した橋本氏が今後の仕事にも意欲を燃やしていたことを明かし、「ずんっときた。まいった」と、大きな衝撃を受けたことを明かしている。

 さらに、主宰する人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」(略称ほぼ日)の巻頭エッセイでは、30日の更新分で「タクシーのなかで同い年の友人が先に逝ったのを知った」と、橋本さんの訃報を知った時のことと思われる内容を記している。

 糸井氏と橋本氏の交友は長く、古くは1980年に共著「悔いあらためて」を発表。最近では橋本氏が「ほぼ日の学校」で講演を行っており、河野通和学校長は30日に発表した追悼文で、4月7日に開催される女流義太夫の演奏会で橋本さんがトークを行う予定だったことを明かしている。
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/01/30/0012022984.shtml


2019.01.29.
水道橋博士 3カ月ぶりツイッター 橋本治さん死去にショック
 

 体調不良で休養中のタレント・水道橋博士(56)*2が29日、作家・橋本治さん(70)死去の報道を受け、「橋本治さん…。」と3カ月ぶりにツイッターを更新した。

 水道橋が最後にツイートしたのは昨年10月30日。その後、一切のコメントも出していないだけに、青春時代から影響を受けた作家の1人であろう橋本さんの訃報に相当のショックを受けたことがうかがえられる。

 橋本さんは小説「桃尻娘」シリーズや日本の古典文学の翻訳、硬派な評論など幅広く活躍。80年代初頭は、糸井重里らと共にサブカルチャーの旗手の一人として水道橋世代の若者に注目された。
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/01/29/0012020482.shtml

橋本治が「水道橋世代の若者に注目された」ということだけど、水道橋博士と私はほぼ同世代といっていいわけで、反発すると同時に嫉妬するというのが私たちの世代の「団塊」に対する基本的な態度だったと思う。あと5歳若いと、その態度はがらっと変わってくる。