「女王」の死 - Living, Loving, Thinking, Again

Ben Beaumont-Thomas “Pamela Rooke, punk rock fashion icon known as Jordan, dies aged 66” https://www.theguardian.com/music/2022/apr/04/pamela-rooke-punk-rock-fashion-icon-jordan-dies-aged-66
Sam Elliott-Gibbs “Jordan Mooney dead - Queen of Punk Pamela Rooke dies at just 66” https://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/breaking-punk-rocker-jordan-mooney-26632686

現地時間４月３日、パメラ・ルーク*1が英国イースト・エセックス州シーフォードの自宅で胆管癌のため亡くなった。享年66歳。彼女は1970年代、「ジョーダン」或いは「ジョーダン・ムーニー」の名の下、「英国パンク・ロックのアイコン」であった。ヴィヴィアン・ウェストウッド *2のブティック「セックス」の店員からスタートし、セックス・ピストルズ *3の取り巻きとなり、アダム・アンド・ジ・アンツやワイド・ボーイ・アウェイクのマネージメントに携わるとともに、女優としても活動した。何よりも、彼女の功績は、ジョニー・ロットン（ジョン・ライドン）やスージー・スー*4らとともに、ファッションとしての「パンク」を定義したことにある。しかし、1980年代半ばに離婚後、彼女は故郷に戻り、猫のブリーダーや樹木医として活動していた。
女優としての代表作は、デレク・ジャーマン *5の『ジュビリー』。