Dave Greenfield - Living, Loving, Thinking, Again

『スポーツニッポン』の記事；

「ストラングラーズ」のキーボード・グリーンフィールドさん　コロナで死去
2020/05/06 05:32スポニチアネックス

　英パンクバンド「ストラングラーズ」*1のオリジナルメンバーでキーボード奏者のデイブ・グリーンフィールドさん*2が3日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった。71歳。公式サイトで発表された*3。
　発表によると、心臓疾患のため入院中だったが、先月26日に新型コロナ陽性と診断されそのまま亡くなった。
　ストラングラーズは77年にデビュー。グリーンフィールドさんは中心メンバーのジャン＝ジャック・バーネル（68）とともに高い音楽性をけん引。セックス・ピストルズやザ・クラッシュらと英国発の「パンク・ムーブメント」を起こし、その後もヒット曲「ゴールデン・ブラウン」（81年）などで商業的成功を収めた。昨年11月には27年ぶりの来日公演を行った。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20200506-0005.html

See also

Ako Suzuki*4「ザ・ストラングラーズのデイヴ・グリーンフィールド、死去」https://www.barks.jp/news/?id=1000182184
“Dave Greenfield: The Stranglers keyboard player dies at 71” https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-52537293
PA Media “Stranglers’ keyboardist Dave Greenfield dies after contracting Covid-19” https://www.theguardian.com/uk-news/2020/may/04/stranglers-keyboardist-dave-greenfield-dies-after-contracting-covid-19
Alexis Petridis*5 “Dave Greenfield: putting beauty at the rotten heart of the Stranglers” https://www.theguardian.com/music/2020/may/05/dave-greenfield-putting-beauty-at-the-rotten-heart-of-the-stranglers

小野島大氏の文章を引用しておく；

デイヴは1975年にストラングラーズに参加してから45年、ストラングラーズ一筋で、それ以外にはソロ活動はおろか他アーティストへの客演もほとんどやっていません。つまりデイヴ＝ストラングラーズと言っても過言ではない。
　初期ストラングラーズのイメージは、デイヴのヘヴィで攻撃的でサイケデリックなオルガン・プレイによるところが大きいと思います。ジャン・ジャック・バーネルのベース・プレイによって、ストラングラーズ独特の痙攣するようなビート感が作られていましたが、それが音楽としてまとまって聞こえるのは、ジェット・ブラックのきわめてオーソドックスなドラム・プレイであり、リズムに徹したヒュー・コーンウェルのギター・プレイによるところが大きいと言えます。そしてサウンド全体の味付けとアクセントを、デイヴのキーボードが担っていたわけです。誰一人が欠けても成り立たないのが、当時のストラングラーズ・サウンドでした。
（「追悼：デイヴ・グリーンフィールド」https://note.com/onojima/n/neb679b972c89 ）

*1:http://www.thestranglers.co.uk/ See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/The_Stranglers Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20080728/1217259700

*2:See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Dave_Greenfield

*3:“David Paul Greenfield (29/3/49-3/5/20)” http://www.thestranglers.co.uk/?p=16131