Strange strange - Living, Loving, Thinking, Again

Kashmira Gander “Steve Strange dead: New Romantic pioneer dies aged 55” http://www.independent.co.uk/news/people/steve-strange-dead-new-romantic-pioneer-dies-aged-55-10042918.html
“Steve Strange, Visage lead singer, dies aged 55” http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-31449838
Dominic Smith “New Romantic pioneer Steve Strange dies” http://www.theguardian.com/uk-news/2015/feb/12/new-romantic-steve-strange-dies

「ニュー・ロマンティック」の旗手、元ヴィサージのヴォーカリスト、スティーヴ・ストレンジ*1が埃及の病院にて心臓発作のため死去。享年55歳。報道を読んでいると、追悼のメッセージを発しているのが、例えばデュラン・デュラン *2のサイモン・ル・ボン *3やボーイ・ジョージ *4だったり*5 、ビリー・アイドルだったりするので*6、一気に1980年代に引き戻されてしまった。
スティーヴ・ストレンジ、田舎町でセックス・ピストルズのギグを観たのが人生の転機になってしまった。倫敦に上って、マルコム・マクラレン*7の下で働く。同じ頃、ボーイ・ジョージもマクラレンの下で働いていた。2010年４月に亡くなった*8この「偉大なるロックンロールの詐欺師（The Great Rock and Roll Swindle）」の音楽史的・文化史的な意味はもっと評価されて然るべきだろう。さらにいえば、マクラレンの影響は音楽だけではなく、自然科学、発生生物学に及んでいる。マクラレンなくして小保方晴子なし*9。