論理的・倫理的帰結

まことん氏*1のツィート;


日本共産党の党名問題については、私も思うところ・考えるところはあるけれど、部外者ではなく中の人々の民主的な討論によって決着すべき問題だろう。ただ、「共産党」を堅持した場合、捨て去った場合の、様々なリスクやベネフィット等の帰結を指摘するということは可能だろう。例えば、「共産党」という名を我がものとして名乗るなら、「共産党」のあらゆる栄光と悲惨、「共産党」の名によってこれまでに達成された全ての偉業、これまでに犯された全ての罪、今後達成されるかも知れない偉業、今後犯されるかも知れない罪を、自分の栄光、自分の悲惨、自分の偉業、自分の罪として引き受けることが必要だ。勿論、これは「共産党」に限らない。ヨーロッパ人と名乗る場合、中国人と名乗る場合、日本人と名乗る場合、その他あらゆる集合名詞にアイデンティファイし、その共同体に参与しようとする場合、それは必須になる。
ジャック・デリダの「他の岬」*2をマークしておく。