悶々へ



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 内灘闘争といえば、浦山桐郎「非行少女」(日活、1963)も忘れられません。

『非行少女』は未見なのでした。
さて、 浦山桐郎*1映画作家としては寡作の人だったと思いますけど、後に五木寛之の『青春の門』を映画化している。浦山と五木には「内灘」という接点があるなと思ったのですが、五木は浦山の演出に不満を抱いたため、続篇は作られず、それどころか、1980年代に入ると、東映で『青春の門』を最初から作らせています。この東映版『青春の門』は観ていないのですが、こちらの方は興行収入上の問題でシリーズ化は頓挫しています*2。ただ、五木が浦山の演出のどんなところが不満だったのかはわからない。
タモリ五木寛之を盛んにバッシングしていたのは、ちょうど東映版『青春の門』と同時期だった筈。因みに、井筒和幸*3のデビュー作は『ゆけゆけマイトガイ 性春の悶々』。