2019-01-01から1年間の記事一覧

判決

承前*1中村かさね、生田綾「伊藤詩織さんと元TBS記者の民事訴訟、「合意ない性行為」認め山口敬之さんに330万円の支払命令 東京地裁」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5df8ec48e4b047e888a4d46e 曰く、 ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS…

確定

承前*1福島瑞穂さん曰く、私が屋山太郎氏の私にたいする名誉毀損に対して提訴した裁判は私の全面勝訴の判決が東京地方裁判所で出されました。この判決について屋山氏は控訴せず判決が確定し、賠償金を払うことになりました。今後もネットも含めたデマ、誹謗…

フラットさんになる

朽木誠一郎*1「「音楽関係者は注意を」と専門家 「半音下がって聞こえる」咳止め薬の副作用」https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/flaveric-side-effect 2017年の記事。 ファイザー製薬の咳止め薬「フラベリック」に、半音下がって聴こえるという…

東尋坊で!

『京都新聞』の記事; 「お前は死ぬ道しかない」東尋坊から飛び降りさせる 少年ら7人を殺人などの罪で家裁送致・起訴 2019年12月16日 19:39 滋賀県東近江市の嶋田友輝さん(20)が10月に福井県坂井市の東尋坊で遺体で発見された事件で、大津地検は16日…

高須基準だと

hiraoyogi*1「高須克弥氏が「水木しげる先生は落伍兵です」とか言って水木氏戦場漫画を非難してて批判殺到してる件」https://matome.naver.jp/odai/2157655758705774401 那智須もとい高須克弥が水木しげる*2を「落伍兵」という言葉でdisっている。国を、郷土…

リアリズムの問題として?

崖の上のポニョ [DVD]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2009/07/03メディア: DVD東京女子大学日本文学専攻さん曰く、ある小説のレビュー見てたら、登場人物が道交法違反を犯したのにその代償を払わされてないのが許せないと…

「権力と精神の問題」

自由の精神作者:萩原 延壽出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2003/09/11メディア: 単行本承前*1 萩原延壽「日本知識人とマルクス主義」(in 『自由の精神』、pp.44-57)から。 マルクス主義と知識人の問題を考えてゆくと、それは、結局、権力と精神の問題…

『星の子』

昨日買った本。今村夏子『星の子』朝日文庫、2019星の子 (朝日文庫)作者:今村夏子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/12/06メディア: 文庫

あべこべなど

承前*1『MANTANWEB』の記事; <いだてん>最終回に宮藤官九郎が登場 「最高じゃんねぇ!」「CMと逆w」とSNS沸く 12/15(日) 21:00配信MANTANWEB 2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合、日曜午後8時ほか)は12月15日…

来なかった言葉など

承前*1中村哲さんの告別式を巡って、盛田隆二氏曰く、中村哲さんの告別式。上皇さまと上皇后さま、秋篠宮ご夫妻から弔意が寄せられた。玉城デニー沖縄県知事、日本医師会の横倉義武会長、鈴鹿光次・在アフガン大使からの弔電も読み上げられた。政府・外務省…

`国分寺と立川の間

NHKの報道; イノシシ 東京 国立駅前などに出没 警察が注意呼びかけ 2019年12月15日 17時11分 15日午後、東京 国立市のJR国立駅前や近くの住宅地にイノシシが出没しました。イノシシはその後、隣の立川市にも出没していて、警察は見つけても近づかないよう…

巻き付かれて

雨月物語 (昭和23年) (岩波文庫〈1051〉)作者:上田 秋成,鈴木 敏也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1948メディア: 文庫seiranzan「ストーカーの末路に感じる哀しさ」https://seiranzan.hatenablog.com/entry/2019/12/16/082623 「ストーカー」を巡って。 …

「敗者の物語」

『いだてん』*1が遂に最終回。 『いだてん』で落語指導を担当している古今亭菊之丞さん曰く、五輪で惨敗し聖火ランナーにもなれなかった、金栗四三。五輪事務総長を辞めさせられた、田畑政治。聖火最終ランナーの坂井は、代表選手になれなかった男。いだてん…

Anna Karina

“Anna Karina, légendaire actrice de la Nouvelle Vague, est morte” https://www.lemonde.fr/disparitions/article/2019/12/15/icone-de-la-nouvelle-vague-l-actrice-anna-karina-est-morte_6022930_3382.html “Anna Karina: French New Wave cinema lege…

若者も愛する尾崎豊

NHK『SONGS』の「令和の時代に響く 尾崎豊」*1。尾崎豊*2の歌を愛する10代・20代の若者たち。また、眉村ちあき、秋山黄色、石崎ひゅーいによる尾崎の楽曲のカヴァー*3。尾崎15回忌の2007年には、香山リカさんが尾崎豊に「共感」し得ず寧ろ「嫌悪」する若者に…

あの頃中国は輝いていた!

自由の精神作者:萩原 延壽出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2003/09/11メディア: 単行本萩原延壽*1「日本知識人とマルクス主義」in 『自由の精神』、pp.44-57 *2 少し抜書き。 「戦後日本の知識人がマルクス主義に強く引き付けられた背景」として、2つの…

太ベタ了!

『朝日新聞』の記事; 今年の漢字は「令」 最多3万票の応募、「和」は3位大村治郎 高嶋将之 2019年12月12日14時40分 2019年の世相を表す漢字は「令」。日本漢字能力検定協会(京都市東山区)は12日、全国から募集した「今年の漢字」*1を清水寺(同)…

Beaujolais nouveau

「ボジョレー・ヌーヴォーが解禁されて、「ベストテン」に投票して*1、そして……という仕方で2019年は暮れていく」*2。ということで;やっとボージョレ・ヌーヴォーを飲む。12月になって、ボージョレ・ヌーヴォーはスーパーの売り場の隅に片付けられていた。 …

「英雄」と称えて

北京大学教授の孔慶東ちぇんちぇー*1が炎上事件を起こしている。紐育のWTC跡地に立って、911のテロリストたちを「英雄們」と称えたのだった*2。これに対して、格闘家の徐暁冬氏*3が「百年北大第一無恥之人」と批判している*4。 *1:http://blog.sina.com.cn/u…

Pete Frates

“Ice Bucket Challenge inspiration Pete Frates dies at 34” https://www.bbc.com/news/world-us-canada-50726570 AJ Willingham “Pete Frates, one of the men who popularized the Ice Bucket Challenge, has died” https://edition.cnn.com/2019/12/09/h…

動悸の桜

安倍晋三と麻原彰晃について、盛田隆二氏*1曰く、まあ2人は同い年だから、生い立ちは違っても、70年代の自己形成期から、社会的野望を抱く80年代へと同時代を歩んだので、かぶるところは当然ある。実際、1982年、麻原が初めて「彰晃」を名乗ってオウム神仙の…

梅宮辰夫

『AbemaTIMES』曰く、 俳優・梅宮辰夫さん死去 6度のがんを経験し、慢性じん不全のため 12/12(木) 8:22配信AbemaTIMES 俳優の梅宮辰夫さん(81歳)*1がけさ7時40分、神奈川県内の病院で慢性じん不全のため亡くなった。梅宮さんは去年9月に前立腺がん、今年1…

「彼氏に成りすまして」ない?

『日刊スポーツ』の記事; 彼氏に成りすまして太もも触る「エッチできるかと」 12/11(水) 19:23配信日刊スポーツ 拾ったスマホの所有者男性に成り済まし、男性の交際相手の少女を誘い出し、太ももを触るなどしたとして、大阪府警は11日、わいせつ目的誘拐な…

賛同しました!

以下のキャンペーンに賛同しました。 Taniguchi Ayumi「生理用品を軽減税率対象にしてください!」https://www.change.org/p/%E7%A8%8E%E5%88%B6%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E4%BC%9A-%E7%94%9F%E7%90%86%E7%94%A8%E5%93%81%E3%82%92%E8%BB%BD%E6%B8%9B%E7%A8%8E%E7%…

告別されて

承前*1『毎日新聞』の記事; 中村哲さん合同葬「尊い犠牲、前を向いて進めと後押し」 多くの市民参列 12/11(水) 15:33配信毎日新聞 アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバード近郊で殺害された福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表、中村哲さん(73…

或るオリエンタリズム

狂うひと :「死の棘」の妻・島尾ミホ (新潮文庫)作者:梯 久美子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/08/28メディア: 文庫梯久美子『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』*1から。 島尾敏雄と吉本隆明について。 吉本は島尾が作品を発表し始めた昭和二十年代…

非境界領域

所謂「反社」*1を巡って、三谷武司氏*2曰く、反社の一般的定義が仮に不可能だったとしても、ある集団が反社か反社でないかの判断は大抵の場合可能だし、少なくとも「明らかに反社である」のか「定義が不可能であるがゆえに判断が困難な集団である」のかの判…

ホモである「ホモ・サピエンス」

大澤真幸*1「随伴現象説を超えて」『本』(講談社)521、pp.54-61、2019 曰く、 ホモ・サピエンスは、地球上のほとんどあらゆるところに進出している。これほど多様な環境に分布している生物は、他にはない。驚くべきことは、それでもホモ・サピエンスが単一…

「詩的な文章なんてどこにあるのだろう」(湯川豊)

湯川豊*1「核心をつくるユーモア」『毎日新聞』2019年12月8日 田村隆一*2『詩人の旅 増補新版』の書評。 曰く、 『詩人の旅』というタイトルだけど、十二篇の旅行記を一読して、私的な文章なんてどこにあるのだろう、と思ってしまう。話し言葉による、にぎ…

「いだてんを見るまで」

大河ドラマ『いだてん』*1を巡って。恥ずかしながら、いだてんを見るまで治五郎先生も金栗さんもまーちゃんも知らなかったし、これからも知ることができなかっただろう……いま一番言いたいこと 出会えてよかった!!✨あの時代に様々な道を切り拓いてきた方々…