`国分寺と立川の間

NHKの報道;


イノシシ 東京 国立駅前などに出没 警察が注意呼びかけ
2019年12月15日 17時11分


15日午後、東京 国立市のJR国立駅前や近くの住宅地にイノシシが出没しました。イノシシはその後、隣の立川市にも出没していて、警察は見つけても近づかないよう、注意を呼びかけています*1

警察によりますと、15日午後1時半ごろ、JR国立駅前や近くの住宅地でイノシシを目撃した人が相次ぎました。

午前中には、国分寺市でもイノシシの目撃情報があったということです。イノシシは逃げ続けていて、午後2時すぎには立川市にも出没しています。

15日は捕獲に至らなかったということで、警察は住民などに対し見つけても近づかないよう、注意を呼びかけています。


住宅街を猛進
15日午後2時前に国立駅近くの住宅街で撮影された映像では、1頭のイノシシがマンションの前などを勢いよく走り去る様子が撮影されています。

数人の警察官が捕獲しようと待ち構えていましたが、イノシシはそれを振り切って逃げてしまいます。

そのまま横断歩道を横切りコンビニエンスストアの前を駆け抜けていきました。

動画を撮影した50代の男性は「盾を持った警察官もいて、ものものしい雰囲気でした。JRの駅も近く、これまでイノシシが出たという話は聞いたことがありません。周囲に山も森も無いのでどこから来たのか不思議です」と話していました。


ドラレコにも姿が…
SNS上にはイノシシの出没に関する投稿が相次ぎました。

このうち立川市栄町で撮影されたドライブレコーダーの映像では午後2時半前に車が住宅地の道路を走行していると、前から突然、1頭のイノシシが現れ、車の横を通り過ぎていく様子が写っています。

目撃した男性は「イノシシは体長が1メートルほどあるように見えた。こんなに大きなイノシシが自宅のすぐそばに現れるとは思っていなかったのでとても驚きました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191215/k10012215971000.html

これを読んで、「国立」というのはそもそも「国分寺」と「立川」の間という意味だったということを思い出した。最近、埼玉県和光とか所沢を「武蔵野」と呼ぶことに軽い違和感を感じたのだけれど*2、中央線沿線の「国分寺」と「立川」の間を「武蔵野」と呼ぶことにはまったく違和感はない。まあ、国木田独歩『武蔵野』*3における定義では、和光や所沢は勿論「武蔵野」の範囲内だし、東京の下町に属する亀戸の辺りも「武蔵野」の東端として認知されているのだった。
武蔵野 (岩波文庫)

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「盾を持った警察官」。猪突猛進を食い止めるのだろうか。警察の「盾」って、デモの弾圧以外にも使い途があるんだ!