- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2009/07/03
- メディア: DVD
東京女子大学日本文学専攻さん曰く、
ある小説のレビュー見てたら、登場人物が道交法違反を犯したのにその代償を払わされてないのが許せないという理由で最低評価になっててびっくりした、という話を知人にしたら、「わかる。自分も「崖の上にポニョ」で、ルール無視のリサの運転が嫌で、作品が好きになれない」と説明されて、さらに驚いた
— 東京女子大学日本文学専攻 (@twcu_nichibun) 2019年12月16日
そういう理由で『崖の上のポニョ』*1を拒絶する人がいるのね!
ところで、道徳的嫌悪感ということではないのだけど、例えばシート・ベルトを締めないで車を運転している場面があったら、リアリズムの問題としてありえないだろうと思ってしまう。或いは、何か特別の言い訳が必要になる。例えば、シート・ベルト着用が義務化されていない時代や地域の話という設定だったり、登場人物のキャラクターに還元してしまうとか。コンドームをつけないセックス・シーンでも、普通はつけるだろうと思う。そして、コンドームをつけない理由を説明する必要があると思う。
北村紗衣さん*2曰く、
「好きになれない」と「評価が低い」は違いますが、これ、わかってない人が多いですね。「高く評価されるのは理解できるが好きでは無い」理由がちゃんと説明できるようになったら、しっかりした批評ができるようになったってことです。 https://t.co/KyDDfKwdYT
— saebou (@Cristoforou) 2019年12月17日
*1:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20080828/1219900795 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20081013/1223865948 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170322/1490200079
*2:https://saebou.hatenablog.com/ See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150326/1427349424 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20151223/1450848547 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171114/1510685554 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/07/17/230821