アセンション・プリーズ

山口恵祐「アセンション島から謎の不在着信、報告相次ぐ 折り返すと高額請求、その手口は?」https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/21/news138.html


曰く、


アセンション島から電話がかかってきた」「折り返したら、英語のメッセージが流れて切れた」──11月21日、「+247」から始まる電話番号から不審な不在着信があったという報告がTwitter上で相次いでいる。折り返し電話をかけると高額な通話料が発生する可能性があるため注意が必要で、その正体は国際電話を使ったワン切り詐欺だ。

  1. 247から始まる電話番号は、西大西洋にある英国領の火山島・アセンション島*1のもの。日本国内から携帯電話でアセンション島に電話をかけると、NTTドコモは120~180円(30秒)、KDDIは85円(30秒)、ソフトバンクは199円(30秒)の国際通話料が発生する。


大手3キャリアは、海外からの不審な国際電話に注意するように呼びかけている。ドコモによれば、これらは国際電話を使った「ワン切り詐欺」の一種で、ワン切りをされた人が国際電話をかけると、発信国と受信国の双方に電話料金が支払われる。その料金の一部がマージンとして犯人に支払われる仕組みだといわれている。日本の詐欺グループが現地の電話会社に電話番号を渡している可能性があるという。

三上洋*2アセンション島モーリタニアなど国際ワン切り詐欺の手口」https://news.yahoo.co.jp/byline/mikamiyoh/20191122-00151945/


同様の詐欺は9月にはモーリタニア発で発生している*3 。2017年にはパプア・ニューギニア発で。
ところで、この大西洋上の島とは関係ないのだが、今から10年くくらい前だと、「アセンション」という言葉は鳩山由紀夫の名前とくっついたかたちで屡々見かけたものだ*4