大谷恭子

共同通信(『東京新聞』)の記事;


大谷恭子さん死去 著名刑事事件で弁護人
2024年10月15日 19時36分 (共同通信
 

 1970年代の連合赤軍事件で殺人などの罪に問われた最高幹部永田洋子元死刑囚*1ら数々の著名刑事事件で弁護人を務めた大谷恭子(おおたに・きょうこ)さんが11日、死去した。74歳。東京都出身。通夜・告別式は近親者のみで執り行った。後日、お別れの会を開く。
 早稲田大卒業後、78年に弁護士登録。主に刑事弁護の道を歩み、19歳の時に連続4人射殺事件を起こした永山則夫元死刑囚*2や、オウム真理教地下鉄サリン事件の実行役だった広瀬健一元死刑囚などの弁護を担当した。
 2021年に99歳で亡くなった作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんとは、連合赤軍事件の裁判を通じて知り合い、長年交流を続けた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/360471

長らく大谷さんの名前は知らず、連合赤軍事件をモティーフにした桐野夏生『夜の谷を行く』の「解説」を書かれていたのを読んで、永田洋子の弁護人としての彼女のことをやっと知ったのだった。