A.Ikeguchi*1「そして船はゆく」https://bythebeachs.hatenablog.com/entry/2024/03/10/222511
タイトルに反して、フェデリコ・フェリーニの映画*2への言及はない。でも、楽しいエントリーだった。また、ヘルツォークの『フィツカラルド』*3への言及はある;
週末にフィツカラルドが見つかったので観る。コンラッドの闇の奥*4が原作と勘違いしていた。最初と最後のドラマパートは正直そこまでだが、川下りから山越えのところは本当に素晴らしい。闇を闇として、民族を民族として取れていて本当に人間が撮った映画なのかと思う。ジャングルで太鼓の音だけで先住民族が"そこ"にいることを演出してさらに画面は森も敵も映さずずっと主人公と船長のカットで続けていくシーンは震える。音とカットによって映画でしか見せれない何かに至っている。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/04/26/104804 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/05/02/161830
*2:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100925/1285447119 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20110904/1315163207 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/17/010827
*3:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141125/1416853452
*4:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20091229/1262114055 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20091231/1262221861 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100219/1266520878