『スポーツニッポン』の記事;
先ず衝撃的なのは、私と殆ど同年代、彼女は1960年12月生まれで、私よりも3ヵ月ほど年上であるということだ。
声優のTARAKOさん急死 63歳 「ちびまる子ちゃん」を35年 最近までアフレコ参加
3/9(土) 1:00配信
スポニチアネックス
フジテレビで放送中の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)で主人公、まる子を演じている声優のTARAKOさん(本名非公開)*1が急死したことが8日、分かった。63歳。群馬県出身。死因は明らかになっていない。遺族は悲報をフジテレビと所属事務所に伝えており、葬儀は家族葬で営む。鳥山明さんと時を同じくして、日本アニメ界は大切な存在を失ってしまった。
遺族から報告を受けたフジテレビ関係者は「TARAKOさんは今年に入って体調を崩した」と話した。「最近までアフレコに参加されていた。とにかく突然のことで、何があったのか…」と言葉を失った。今月22日に公開になるアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」にも出演しており、2月末にキャストが発表になった際には「ここまできたら根性決めます!私命をかけて演じますね」とコメントしていた。
「TARAKO」という個性的な芸名。学生時代に「サザエさん」のタラちゃんのような話し方だったことから、友人が呼んだことに由来すると言われる。デビューは1981年、アニメ「うる星やつら」の幼稚園児役。声優のイメージが強いが、活動の軸足は演劇畑で、演劇集団「WAKUプロデュース」を主宰。シンガー・ソングライターの肩書もあった。
芸能活動が一変したのは、やはり「ちびまる子ちゃん」への抜てきだった。1990年1月7日の初回放送から現在まで35年にわたりまる子を演じているが、実は当初、まる子役は別の声優に決まっていた。2018年に亡くなった原作者さくらももこさん*2が、自分の分身であるまる子のイメージと違うと再度オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ。それ以来、独特の声でまる子を演じ続け「TARAKO=まる子」のイメージで国民的な人気者だった。
体調の急変と、突然の知らせに周囲は驚くばかりだが、昨夏に受けたインタビューでは「死生観」について語っていた。両親が急死だったことを明かし「死は怖くなくなった。天国に行けば、両親や、愛犬、愛猫に会える。天使になった友人たちにも会える」と吐露。自身の葬儀についても「喪服は着ないで。普段会う時のような服で」と要望し、自分が書いた演劇の脚本を追悼上演してほしいとも願っていた。
TARAKOさんは、さくらさんが亡くなった際「私がそっちにいったら似たような声でいっぱいいっぱいおしゃべりしてくださいね」とメッセージを送っていた。さくらさんと天国で再会し、どんな話をするのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f53b780a2179f76705482398600acef456386e1a
「TARAKO」という声の主を知らなくても、殆どの人があの「まる子」の声を知っているのではないだろうか。(今となっては最後の劇場版「ちびまる子」となった)『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』を観たとき、あの声のまま! と妙に感動したのだった。さて、Wikipediaを見たら、『ちびまる子ちゃん』でブレイクする以前に、『風の谷のナウシカ』、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』に出演していたことを知って、軽く驚いた。
TARAKO様とは、漢詩・漢文のDVD教材制作の仕事をご一緒させていただいたことがあります
— 加藤徹(KATO Toru) (@katotoru1963) 2024年3月8日
私がお目にかかったのは、スタジオでの収録当日でした
プロとしてのお仕事ぶりと、食事のときの歓談での気さくなお人柄に、感銘を受けました
謹んでご冥福をお祈りします
合掌 https://t.co/7JWhL0FhlH
*1:https://x.com/tarawaku https://ameblo.jp/tarako-official/ See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/TARAKO
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171104/1509807346 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180920/1537407802
*3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060128/1138444569