原口!

平河エリ氏*1による原口一博*2に関するツィートが流れてきた;


こういうことだったのか! ワッシュ氏とともに驚く;

原口 一博@kharaguchi

武器や兵器を世界に売る「死の商人」たちは、#DeepState とつながる事が多い。
 訪米した折にも安全保障の議論を様々な角度から行ってきた。私たちは、彼らのことを「#戦争屋」と呼ぶことにした。
冷戦時代の西東では、判断のつかない事が増えた。
https://twitter.com/kharaguchi/status/1505292668360073218

原口が参照しているのは一水会*3のツィート;

昨年の話だ。ミャンマー国内の民主派デモに容赦なく銃撃を繰り返す軍の弾圧に国際社会は、ミャ政府に経済制裁等で抗議を行った。実はこの軍が購入している武器はウクライナから供給されている。ウ政府は「ミャンマー軍に荷担。人道に反している」と訴えられていた。こんな大統領に国会演説させるのか。
https://twitter.com/issuikai_jp/status/1505212538392559617
ウクライナの緬甸への武器輸出については、


セバスチャン・ストランジオ「ミャンマー民主派弾圧を支える、ウクライナの武器輸出──人権団体報告書」https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97093.php


しかし、「武器はウクライナから供給されている」という記述はミスリーディングだ。これだと、読者はミャンマー軍の武器はウクライナから専ら提供されているかのような印象を持ってしまう。正確には「から」ではなく〈からも〉とすべきだろう。
ニューズウィーク』の記事から引用してみる;


今年2月に起きた軍事クーデター以来、ロシアによるミャンマー軍への多額の武器売却が盛んに報道されている。実際、ロシア政府はミャンマーの混乱を利用して利益を得ようとする意図をほとんど隠そうとしていない。

ロシアのアレクサンデル・フォミン国防次官は3月末、首都ネピドーでの軍事パレードに出席。クーデターに反対する市民約120人が射殺された日に、ミャンマーとの軍事関係強化を約束した。

だが人権団体「ジャスティス・フォー・ミャンマー(JFM)」によれば、ロシアの隣国ウクライナミャンマーの国軍に武器や関連部品を供給している。

ウクライナの輸出記録やミャンマー当局のリーク文書をもとに作成されたJFMの新しい報告書は、国営企業を含むウクライナ企業が2015年以降、航空機、船舶、戦車の部品をミャンマーに多数送ってきたと指摘する。ウクライナ政府はミャンマーへの武器流入阻止を求める国連総会決議に賛成したが、一部の企業はクーデター後も取引を続けている。

因みに、緬甸軍事政権は今回の露西亜によるウクライナ侵略を公然と支持する世界でも稀な政権のひとつだが*4、軍事政権にとって、露西亜の恩はウクライナのそれとは比べ物にはならなかったわけだ。