黄色い雀

歴博*1で「鯰絵」*2


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国立歴史民俗博物館「特集展示「黄雀文庫所蔵 鯰絵のイマジネーション」」https://www.rekihaku.ac.jp/outline/press/p210713/index.html


さて、「黄雀文庫」というのがわからない。検索をかけても、上位に出てくるのは殆どが歴博のこの展示関係のものばかり。上掲のプレス・リリースによると、「佐藤光信氏(平木浮世絵財団理事長)の個人コレクション」のこと。「平木浮世絵財団」*3というのは平木信二のコレクションを継承・管理する団体。平木信二*4リッカーミシンの創業者。昔銀座に「リッカー美術館」という浮世絵専門の美術館があったが、この美術館を運営していたのが「平木浮世絵財団」だった。リッカーミシン1984年に倒産したが、そごうの水島廣雄が財団理事になり、「リッカー美術館」は横浜そごう内に「平木浮世絵美術館」として再オープン。そのそごうも2000年に倒産し、「平木浮世絵美術館」も2001年に閉館。2006年に江東区豊洲ららぽーと豊洲内に復活したが、2013年に閉館。展示施設はなくなったものの、現在でも美術館のサイトは財団の世間への窓口として機能している。
因みに、「黄雀」の和名は「ニュウナイスズメ*5