http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110328/1301288749に対して、
若手でもその手の「語り口」を「大好物」とする人はいます。ということで、放言といえば、城内実*1でしょう。ちぇんちぇー、「大地震発生」と題して曰く、
秋菊 2011/03/28 15:11 60歳以上の「えらいひと」は「天罰・お説教路線」の語り口が大好物な気がします。気のせいでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110328/1301288749#c1301292663
コメント欄では、あの「ピラリーちゃん」が「ユダヤの地震兵器」云々とかましている。ここでひとつ指摘しておきたいのは、「地底の神々がなんとか菅直人総理をやめさせないように策動したのか」という表現は「根の国底の国」、「地底の神々」のボスであるスサノオ*3に対する不敬であるということだ。ところで、コメント欄には
菅直人総理はつくづく運が良いなと思った。これで「外国人からの献金問題」がトップニュースから消えたのだ。天上界の神々が菅直人総理にもう一度チャンスを与えたのか、それとも地底の神々がなんとか菅直人総理をやめさせないように策動したのか。私はいかなる宗教団体にも所属していないが(多くの国会議員は便宜上複数の宗教団体の信者になっている)、唯物論者ではなく神々の存在を信じているのでふとそう感じたのである。
菅直人総理大臣の外国人からの献金問題発覚直後の大地震、そして地震の発生源は菅直人総理と敵対している小沢一郎氏のおひざもとの岩手県である。何か偶然とは思えないではないか。
地底の「根の国底の国(ネノクニソコノクニ、又はネノクニカタスクニ)」の神々は何にお怒りなのであろうか。これから何が起こるのであるか。われわれは何をなすべきか。
今回のことをたかが自然現象、天災と受け止めて良いのであろうか。政治とは本来国家の繁栄と国民の幸せ、世界平和を祈りそれを実現させる「まつりごと(=「政」の訓読みは「まつりごと」)」なのに、党利党略や個人の欲得、足の引っ張り合いに走っていることに神様がお怒りになったからではないか。でも犠牲になるのはいつの時代も為政者よりも無辜の民なのである。
いつだったか国会議事堂のてっぺんに雷が落ちた。これを天上界からの神の警告と受け取った国会議員は何人いたのであろうか。
天上の高天原(タカマノハラ)に坐します神々がわが国と国民をお護りしてくださいますように、被害が最小限にくいとめられるよう祈るばかりである。
http://www.m-kiuchi.com/2011/03/11/doukahigaigasukunaiyounioinorimoushiagemas/*2
という発言もあるが、鹿島大明神*4の名前が(ここに限らず)全然言及されていないというのも奇妙なことだ。これ自体が文化伝統の危機だといえるだろう*5。アウエハントの『鯰絵』*6を読むべし。或いは赤松宗旦の『利根川図志』。
# romanza 2011年3月13日 23:18:45文章というのは、難しいですね。
「菅総理は運が良い。」「小沢氏のおひざもと・・・」
というのは、失言です。私が、常々、民主のメンバーに売国よりの
議員がおり、靖国参拝しなかったので、その点で
天罰が下ったのでは、頭によぎりました。
私の実家が神統で、その手の話を祖母から耳が痛くなるほど
聞かされていたものですから。いずれにしても、今は、与野党・国民一丸で、日本の底力を
出すべきです。
若手保守の城内さんも頑張ってください!
- 作者: コルネリウス・アウエハント,小松和彦
- 出版社/メーカー: せりか書房
- 発売日: 1979/01
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: 赤松宗旦,柳田國男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1938/11/15
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081201/1228105248 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090327/1238126481 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090729/1248869190 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090731/1248969633 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090804/1249405632 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090805/1249492266 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090808/1249714415 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090809/1249835813 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090813/1250162720 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090910/1252567925 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090912/1252732340 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090914/1252865497 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090915/1252981143 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100104/1262603428 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100131/1264951293 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100220/1266635022 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100226/1267115264 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100311/1268311996 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100329/1269840594 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100626/1277554290
*2:Via http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110327/1301160619 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110326/1301103065
*3:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050820 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060927/1159366397 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070604/1180988103 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080710/1215619908 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100211/1265820994 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100413/1271179295
*4:See eg. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090819/1250664644 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101209/1291899124 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110314/1300118165
*5:See eg. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100620/1277018454
*6:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070202/1170441629 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090819/1250664644 Also http://d.hatena.ne.jp/zhongdao2009/20110323/1300853827