叡山も - Living, Loving, Thinking, Again

先週の『京都新聞』の記事；

緊急事態宣言で異例の参拝者立ち入り禁止　延暦寺、コレラ流行以来143年ぶり説法中止も
2020年4月19日 13:30

　天台宗総本山・延暦寺（大津市）*2と滋賀院門跡（同）は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、２０日から拝観を停止し、境内への参拝者の立ち入りを禁止する。期間は未定。
　台風接近などで一時的に閉鎖することはあったが、長期にわたる境内への立ち入り禁止は異例という。
　また、比叡山では６月４日の宗祖最澄の命日に合わせて営む法要「長（ぢょう）講（ごう）会（え）」の中止も決めた。長講会では、８月下旬に琵琶湖畔の東南寺（同）で営まれる「戸津説法」の説法師が指名されるが、今年は説法師が決まらないため戸津説法も中止される。戸津説法の中止はコレラが流行した１８７７（明治１０）年以来、１４３年ぶり。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/225142

鴨川の洪水と叡山の山法師に散々手を焼いた白河院（ですよね）の感想を是非聞いてみたい。
これに因んで、亀井伸孝氏*3は1980年代の京都古都税騒動*4を想起している。

比叡山延暦寺の「拝観停止」ということばを聞いて、30数年前のできごとを思い出しました。
1985〜1987年、京都市による課税に反発した京都仏教会の有名寺院が、いっせいに「拝観停止」を打ち出して門を閉めた。
私は、当時、修学旅行で京都に行ったにも関わらず、寺院に入れなかった中学生のひとりです https://t.co/iP9ReY8VDI
— KAMEI Nobutaka (@jinrui_nikki) 2020年4月19日