受け狙いの帰結

承前*1

『産経』の記事;


台湾の外交部が「遺憾」声明 新藤総務相靖国参拝
2014.1.2 10:34


 【台北=吉村剛史】台湾の外交部(外務省に相当)は1日、新藤義孝総務相が同日、靖国神社に参拝したことを受け、「地域に不安を引き起こし、遺憾だ」とする声明を発表した。

 昨年12月26日の安倍晋三首相の参拝時と同様、「日本政府や政治家は史実を正視し、歴史の教訓をくみ取り、近隣の感情を傷つける行動をすべきではない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140102/chn14010210350002-n1.htm

東京では明治神宮を初めとして、初詣のデスティネーションとしてのメジャーな寺社が数多あるのに、態々(身内の)受け狙いで靖国神社に初詣に行くという奴は昔からいた。それとは違うの? この新藤義孝*2という方はあまりよく知らなかったのだが、あの安倍晋三とかに負けず劣らず興味深い血統を背負っていらっしゃるようだ。本人は硫黄島栗林忠道大将の外孫であることを自慢したいのだろうけど、それに負けず劣らずピンク映画の監督だったお父上も興味深い*3


さて、元日に青蓮院*4東伏見慈洽元門主*5が遷化されたという。
『毎日』の記事;


毎日新聞 1月1日(水)16時2分配信
東伏見慈洽さん死去>天皇陛下の叔父 京都仏教会会長


 天皇陛下の叔父で、京都仏教会会長を務める天台宗青蓮院門跡名誉門主東伏見慈洽(ひがしふしみじごう)さんが1日、亡くなった。103歳。通夜は5日午後6時、密葬は6日正午、自坊の京都市東山区粟田口三条坊町69の1の天台宗青蓮院門跡で。喪主は次男で門主の慈晃(じこう)さん。

1910年、東京生まれ。皇族の久邇宮邦彦(くにのみやくによし)王の三男で、昭和天皇の皇后、香淳皇后実弟。31年、皇族を離れて東伏見の姓となり、京都帝国大(現京都大)文学部に入学。国史を専攻した。卒業後、同大学講師として教べんをとった。「仏教が分からないと古代史は理解できない」と45年に得度。善光寺長野市大勧進貫主を経て、53年から04年まで青蓮院門主

 83年、京都市仏教会(現京都仏教会)会長に就任。京都市が85年に導入した寺院拝観料に課税する「古都税」反対の先頭に立ち、廃止に追い込んだ。また、京都のビル高層化にも反対、古都の景観保護を訴えた。92年には、青連院などの門跡寺院門主を宗派が選任することに異を唱え、天台宗からの宗派離脱を表明したが、93年離脱を撤回した。

【花澤茂人】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140101-00000053-mai-soci


ところで、『読売』によれば、


二度と戻らぬ火星移住、候補に日本人10人も

 【ワシントン=中島達雄】2025年からの火星移住を目指すオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」は12月30日、約20万人の移住希望者の中から1058人の候補者を選んだと発表した。

 この中には、男女5人ずつ計10人の日本人が含まれているという。

 今後、医学的な検査や訓練などを経て最終的に24人に絞り込む。25年には最初の4人が火星に住み始め、その後、2年ごとに4人ずつ増やしていく計画だ。移住者は二度と地球に戻らない。地上での訓練や火星に居住している様子をテレビ放映し、資金を集めていく考えだ。

 同財団は2013年4〜8月に移住希望者を募集。技術力や安全性を疑問視する声もあったが、世界中から20万2586人が応募した。希望者が提出した1分間のビデオメッセージや書類などを審査し、107か国・地域から1058人を選んだ。
(2014年1月1日10時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131231-OYT1T00531.htm