『仏像と日本人』

入江泰吉とビニール鹿の関係、それから、古都税の顛末、ついでに信仰について。 -碧海寿広『仏像と日本人 宗教と美の近現代』を読む-」http://haruhiwai18-1.hatenablog.com/entry/2020/03/15/123000 *1


碧海寿広『仏像と日本人 宗教と美の近現代』の紹介。
この本の内容は、版元の紹介文によると、


仏像鑑賞が始まったのは、実は近代以降である。明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐、すべてに軍が優先された戦時下、レジャーに沸く高度経済成長期から、〝仏像ブーム〟の現代まで、人々はさまざまな思いで仏像と向き合ってきた。本書では、岡倉天心和辻哲郎土門拳白洲正子みうらじゅんなど各時代の、〝知識人〟を通して、日本人の感性の変化をたどる。劇的に変わった日本の宗教と美のあり方が明らかに。
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2018/07/102499.html
なかなか面白そうで、読んでみたいと思った。碧海寿広氏は宗教学者で、近代仏教の研究家でああるようだ*2。また、このエントリーで言及されているのは、


入江泰吉と〈古都〉奈良の構築*3
模倣行為としての信仰
古都税問題


ところで、中公新書のサイトには碧海寿広氏へのインタヴューがある;


「『仏像と日本人』/碧海寿広インタビュー」http://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/110098.html