2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Bring home the corn beef?

「一人暮らし始めた男子よ、コンビーフだけは買っときなさい。。。」http://rdanshi.jugem.jp/?eid=31 紹介されている「コンビーフオムレツ」はまあよいのだが、それにしても「コーンビーフ」って常備が必須とされるほどのものなのか。というのも、もう何年…

伊太利の本(木村剛久)

木村剛久*1「それでも行きたいイタリア」『いける本・いけない本』15、2011、pp.25-26 僅か2頁に伊太利に関する本がぎゅうぎゅうに詰まっている。知っている本もあれば知らない本もあり、読んだ本もあれば読んでいない本もある。とにかくメモに値するテクス…

豊作の原因?

Justin McCurry “North Korea's rocket launch fails as world condemns action” http://www.guardian.co.uk/world/2012/apr/13/north-korea-rocket-launch-fails CHOE SANG-HUN and DAVID E. SANGER “Rocket Failure May Be Test of North Korean Leader’s …

15周忌

石剣峰「”一個自由的写作者”」『東方早報』2012年4月12日 潘采夫「離開王小波的這些年」『東方早報』2012年4月12日 楊早「自由撰稿人王小波」『東方早報』2012年4月12日 4月11日は作家王小波*1の15周忌*2。 李銀河老師は15周忌に際して、4月10日付けで…

Anna Louise Strong(リービ英雄)

我的中国 (岩波現代文庫)作者: リービ英雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/17メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見るリービ英雄『我的中国』*1からメモ。 延安の革命紀念館*2にも北京の歴史博物館や軍事博物館にも、革命…

だからこそ?

http://d.hatena.ne.jp/tatuya_matuura/20120411/1334121838 その内容には取り立てて興味はないのだけれど、「匿名であるにも関わらず(sic.)、一部の読者は勝手に著者の人物像を妄想し始めたのである」という文に引っかかる。寧ろ「匿名」だからこそ、じゃ…

ひとつだった対馬(メモ)

旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三 (文春文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/04/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 38回この商品を含むブログ (54件) を見る佐野眞一『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』から; 宮本も述べているように…

「日本的張愛玲」?

新装版 父の詫び状 (文春文庫)作者: 向田邦子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/08/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 79回この商品を含むブログ (115件) を見る思い出トランプ (新潮文庫)作者: 向田邦子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1983/05メデ…

既に高木さんも嘆いていた筈だが

『読売』が「原子力人材確保 「脱原発」からの決別が急務だ」というタイトルの社説を出したそうな*1。但しこのタイトルは羊頭狗肉だろう。こんなタイトルを掲げて、『読売』は無用な敵意を喚起してしまうんじゃないだろうかと老婆心も起こるのだが、きっとこ…

米糠はなし

http://www.yc.zennoh.or.jp/web/shoku/0304_1.html 筍ご飯を炊こうと思った。去年も炊いたのだが、そのときは水煮の奴を使った。筍の灰汁を取るのには米糠を入れて茹でなければならないのか。しかし米糠は手に入らないので、米のとぎ汁で代用した。また灰汁…

『井筒俊彦 叡智の哲学』(『いける本・いけない本』)

承前*1井筒俊彦―叡知の哲学作者: 若松英輔出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2011/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (13件) を見る若松英輔『井筒俊彦 叡智の哲学』という本の存在を知ったのは、『いける本・い…

生きていた井口

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120402/1333375837 井口和基が生きていた! 実は、世紀が改まる前、まだ2ちゃんねるもなかった頃に、この井口とDMまで出してやり合ったことがあったのだ。とはいっても、どんな内容のやり取りをしたのかということは忘却…

清水徹『ヴァレリー』

ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書)作者: 清水徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/03/20メディア: 新書 クリック: 20回この商品を含むブログ (25件) を見る清水徹『ヴァレリー――知性と感性の相剋』を読了したのは3月11日の早朝で、その日は5時…

上海へ

4月7日、午後7時20分成田発のデルタ航空機に乗る。浦東空港に着いたのは北京時間の9時半頃。息子は往きの便では機内で殆どおねんねだったのだが、帰りの飛行機では元気が良く、私の珈琲を引っ繰り返して、私のズボンを珈琲塗れにしたりもした。そういえ…

唐突に沢木耕太郎

鎌田慧の『日本列島を往く(1) 国境の島々』を先月買ったのだが*1、以前読んだ沢木耕太郎の『人の砂漠』に与那国島をレポートした「視えない共和国」、〈北方領土〉対岸の納沙布岬をレポートした「ロシアを望む岬」が収録されていることを思い出した。この『…

ロココ/新古典主義(メモ)

ロココへの道―西洋生活文化史点描作者: 飯塚信雄出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 1984/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る飯塚信雄『ロココへの道 西洋生活文化史点描』(文化出版局、1984)の「はしがき」に…

大江健三郎と「私小説」(メモ)

美しいアナベル・リイ (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/10/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (12件) を見る承前*1大江健三郎『美しいアナベル・リイ』への川本三郎*2の「解説」に曰く、 大江健…

『井筒俊彦 叡智の哲学』など

先週(3月最終週)に買った本。若松英輔『井筒俊彦 叡智の哲学』慶應義塾大学出版会、2011井筒俊彦―叡知の哲学作者: 若松英輔出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2011/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (13件) …

『美しいアナベル・リイ』

美しいアナベル・リイ (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/10/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (12件) を見る数日前に大江健三郎『美しきアナベル・リイ』を読了。 この小説は 肥満した老人が、…

マンデラ/ロベスピエール(メモ)

赤軍―1969→2001 (KAWADE夢ムック)出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2001/01メディア: ムック クリック: 15回この商品を含むブログ (3件) を見る鵜飼哲、平井玄「難民の時代と革命の問い」(reprinted in 『文藝別冊 赤軍1969→2001』河出書房新社、2001…

Antonio Tabucchi

既に1週間過ぎてしまったが、アントニオ・タブッキ氏の死についてはメモしておかなければならないだろう; “Italian writer Antonio Tabucchi dies aged 68” http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-17510135 AFP “Italian novelist Antonio Tabucch…