NHKの報道;
矢野さんの著書の中で持っているのは、『エノケン・ロッパの時代』、『にっぽん藝人伝』くらいか。演芸・演劇評論家の矢野誠一さん死去 90歳
2025年8月1日 18時02分
落語や演劇批評の第一人者として知られる演芸・演劇評論家の矢野誠一さん*1が、先月23日に虚血性心不全のため亡くなりました。90歳でした。
矢野誠一さんは東京都出身で、1960年代に昭和の落語の名人を一堂に集めた落語会をプロデュースしたことで注目され、早くから落語の目利きとして知られました。
評論活動では、生の舞台に触れていない人でもおもしろく読めることを心がけ、新聞や雑誌で演芸や演劇に関する批評を書いてきたほか、戦前から昭和にかけての落語や芸能史に関する著書を多数発表しました。
また、長年にわたり、菊田一夫演劇賞や読売演劇大賞など主要な演劇賞の選考委員をつとめるなど演劇界にも貢献してきました。
俳句にも造詣が深く、かつて柳家小三治さんも参加した著名人による俳句の同好会のメンバーでNHKの俳句の番組にも出演しました。
こうした功績が評価され、2023年には文化功労者に選ばれています。
関係者によりますと矢野さんは、先月23日、虚血性心不全で亡くなりました。
90歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250801/k10014882181000.html

