承前*1
那智曽根もとい中曽根康弘の内閣・自民党合同葬に9600万円の国費が投入されることになったという。
『産経新聞』曰く、
そもそも中曽根を追悼するという所作そのものに対してhateとcontempt以外の感情は持ち得ないのだが、それはともかくとして、内閣が葬式を主宰する根拠は何なの? 「元首相」だから? 「元首相」が死んだ場合、その時の内閣は葬式を主宰するという原則があるのだろうか。それなら、平成以降でも、橋本龍太郎、宇野宗佑、宮澤喜一といった「元首相」が死んでいる。彼らに関しても内閣主宰による葬式は行われたのか。
中曽根氏の葬儀に9千万円 政府が閣議決定、予備費から支出
2020.9.25 11:54政治政策
政府は25日の閣議で、内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬の経費として約9600万円を計上することを決定した。令和2年度一般会計予備費から支出する。合同葬は10月17日午後2時から東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で実施される。
https://www.sankei.com/politics/news/200925/plt2009250013-n1.html
渡辺輝人氏*2曰く、
中曽根さんの国営葬儀に税金から予算支出したのが自助、共助のあとに公助が来るはずの菅義偉首相。自分の政策通り、税金は当てにせず、まず、自助で葬式をし、その後、自民党から出すべきだろう。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2020年9月25日
長谷川羽衣子さん曰く、
新自由主義の女王サッチャーが亡くなった時、論敵だったケン・ローチは言った。「彼女の葬儀は民営化しよう。競争入札にして一番安い入札者に決めよう。彼女もそれを望んだだろう」
— 長谷川羽衣子 (@uikohasegawa) 2020年9月25日
国鉄、電電公社、専売公社を民営化した中曽根氏の葬儀も、民営化と競争入札が相応しい。#中曽根の葬式に税金出すな
*1:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/11/30/012319
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141115/1416058646 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150222/1424572403 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150506/1430895824 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/12/12/143712