そして小沢が残った - Living, Loving, Thinking, Again

『朝日新聞』の記事；

渡部恒三さん死去　88歳、衆院副議長や自治相など歴任
2020年8月24日 16時29分

　元衆院副議長で自民、民主両党で国会対策委員長を務めた渡部恒三（わたなべ・こうぞう）さん*1が23日、福島県会津若松市内の病院で死去した。88歳だった。関係者によると、葬儀は近親者で営む予定で、後日、お別れの会を開く方向で調整中だという。
　福島県議を経て、1969年の衆院選に旧福島2区から無所属で立候補し、初当選。直後に田中角栄元首相に口説かれ自民党入りした。83年、中曽根内閣の厚相として初入閣。竹下派では「七奉行」の一人として存在感を高め、自治相や通産相なども務めた。
　93年、小沢一郎氏と行動を共にし、宮沢喜一内閣の不信任に賛成、自民党を離れた。新進党では政務会長、副党首などを歴任。96年から03年まで約7年間務めた衆院副議長の在任期間は歴代最長となった。
　独特の東北なまりがトレードマーク。「平成の水戸黄門」とも呼ばれ、親しまれた。当選同期の小沢氏とは対立と和解を繰り返す一方、民主党では重鎮として、前原誠司、枝野幸男の各氏らの後見役となった。前原氏が代表だった06年、国会で追及した「メール問題」で窮地に陥ると、国会対策委員長に就任して支えた。衆院は14回連続当選。12年に引退した。
https://www.asahi.com/articles/ASN8S5DZWN8SUTFK00C.html

「東北なまり」は正確には会津訛りというべきだろう。仙台や山形の人は怒るぞ！
さて、「竹下派七奉行」とは、渡辺氏のほか、

小渕恵三 *2
梶山静六
 橋本龍太郎 *3
羽田孜 *4
奥田敬和 *5
小沢一郎

の七人。渡部氏の他界により、「七奉行」の生き残りは小沢一郎だけになった。