やはり90歳で

兼高かおるさんが享年90歳で他界したことに言及した後に*1、講談師で元参議院議員の一龍齋貞鳳が3年前の2016年にやはり享年90歳で他界していたことを知った*2。このことを紹介した古寺多見氏は「私はこの人が芸人としてテレビに出ていたのを見た記憶は全くない」と書いている。私としては、言われてみて、ああそういう人いたな、と思い出したくらいだ。それは、当時(1970年代)、演藝の中でも講談というのは漫才や落語と比べて、既にマイナーなジャンルだったからかも知れない。それだけでなく、参議院議員としても全然印象がない。自民党から出ていたということも、ああそうだったんだ! という感じだ。議員としては、立川談志*3と同期だった。談志はトンデモ的な失言で世間を騒がせていたけれど、貞鳳は失言とかもなく恙なく任期を務めたということだろうか。
まあ、1970年代が一龍齋貞鳳だとしたら、80年代は大川隆法、90年代は村田蓮舫ということになるのだろうか。
ところで、古寺多見氏は高田がん*4野末陳平がまだ健在であることを確かめたと言っている。海江田万里*5が世に出たのは、野末の弟子としてじゃなかったっけ? それにしても、海江田が今どうしているのかは知らない。