高石ともや - Living, Loving, Thinking, Again

HTBの報道；

北海道雨竜町出身のフォーク歌手　高石ともやさん死去　82歳　「受験生ブルース」など日本フォーク界けん引
8/19(月) 15:58配信

HTB北海道ニュース
北海道・雨竜町出身のフォーク歌手、高石ともやさん*1が病気のため亡くなりました。８２歳でした。
所属事務所は病気で入院治療中のフォーク歌手高石ともやさんが１７日に８２歳で亡くなったことを発表しました。高石さんは北海道の雨竜町出身で１９６６年にデビュー。２年後にリリースしたレコード「受験生ブルース」が大ヒットし日本フォーク界をけん引する存在となりました。
また、札幌市立西園小学校やクラーク記念国際高校などの校歌の作詞や作曲を手がけ、音楽活動の傍ら国内外のマラソンやトライアスロンの大会で好成績を残すなど多岐にわたる分野で活躍しました。
HTB北海道ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ada0cd483cef857239e94a018aea11213c2d1ac

本名が「尻石友也」だということは今までずっと気づかなかった。「尻石」というのはけっこう珍しい苗字なのでは？
高石さんの場合、本人の音楽活動のみならず、その事務所「高石音楽事務所」が岡林信康、五つの赤い風船、中川五郎、高田渡、遠藤賢司などのマネージメントも行うことによって、所謂〈関西フォーク〉という潮流を組織的に支えたということが需要なのではないかとも思う（Cf. なぎら健壱『関西フォークがやって来た！』*2）。

関西フォークがやって来た! ――五つの赤い風船の時代 (ちくま文庫)

作者:なぎら健壱
筑摩書房

Amazon

高田漣氏*3;

記事にもある高石ともやさんの宵々山コンサートに父と出演したのはもう遠い昔のことのようです。
心よりご冥福をお祈りします。

【速報】高石ともやさん死去、82歳　フォーク歌手「受験生ブルース」｜文化｜地域のニュース｜京都新聞 https://t.co/qXZisdtcgf
— 高田漣 (@rentakada) 2024年8月19日

永六輔さん、高石ともやさんが司会の宵々山コンサートに高田渡の他にヤドランカさんらも出演していた。大御所の皆様と相部屋楽屋で居心地の悪かった僕は隅っこに座っていた。その隣へ同じく恐縮しながら座られたのがヒカシューの巻上光一さんでした。巻上さんはホーミーの歌い手として呼ばれていた記憶
— 高田漣 (@rentakada) 2024年8月19日

永さんや高石さんは果たしてヒカシューのことは存じているのだろうか？その時、そんないらぬ心配を案じていたことが妙に懐かしく思い出されました。
— 高田漣 (@rentakada) 2024年8月19日

小田晶房氏*4；

高石ともやさんが死去。

４年前発掘音源のライナーのためロングインタビューさせていただいた。

「フォークは嫌いで自分はポップスターになりたかった」や「かまやつ君しか気持ちを共有できる人はいなかった」やURCの泰さんから逃げた話、最高に面白い話を全部記事にできなかったのが悔しい。R.I.P
— Akinobu Oda (@mapupnews) 2024年8月19日

高石さんが「受験生ブルースの……」されることがとにかく悔しい。あの人は日本にアメリカンルーツ・ミュージックをまともに定着させた人であり最高の歌い手だ。

最後にまだ声が出ている間に（高石さんはめちゃくちゃ歌が上手い）、スタンダードのジャズアルバムとか出してほしかった。残念です。
— Akinobu Oda (@mapupnews) 2024年8月19日

木村哲也氏*5[；

高石ともや訃報
ハンセン病回復者の宿泊施設・交流の家竣工1周年「らいを聞く夕べ」(1968年、大阪)にて、長島愛生園のハーモニカバンド青い鳥楽団の演奏、鶴見俊輔の講演と並んで、高石もフォークコンサートで参加。たぶん訃報記事には出ない情報と思うのでここに記しておく。https://t.co/e8ksvQoaZo
— 木村哲也 (@KimutetsuHD) 2024年8月19日