森山恵さんのツィート;
詩人の新川和江さんが亡くなられました。白石かずこさん、新川和江さんと、相次いで大きな存在が逝ってしまわれました。はじめて買った「げんだいし」の詩集は、新川和江さんの『土へのオード』の古書だったと思う……。RIP.https://t.co/bxrsHzQuu0
— 森山 恵@『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』 (@meg_mrym) 2024年8月20日
連東孝子+四元康祐さん訳『新川和江詩選集』 https://t.co/ga2Z0Ekhe2 pic.twitter.com/14QwAFnbOR
共同通信の記事;
詩人の新川和江さん死去、95歳 女性詩をけん引
「わたしを束ねないで」などの作品で知られ、詩誌「現代詩ラ・メール」を創刊するなど女性詩をリードした新川和江(しんかわ・かずえ)さん*1が死去したことが20日、分かった。95歳。茨城県出身。
茨城県立結城高女に在学中、疎開中の西条八十に師事、詩作を始める。24歳で第1詩集「睡り椅子」を出版、詩誌「地球」の同人に。1960年、雑誌に連載の詩で小学館文学賞。65年「ローマの秋・その他」で室生犀星詩人賞を受けた。
83年、日本現代詩人会初の女性会長に就任。同年、吉原幸子さんと創刊した「現代詩ラ・メール」は女性の表現する場を広げ、93年の終刊まで多くの詩人が育った。
87年「ひきわり麦抄」で現代詩人賞、98年「けさの陽に」で詩歌文学館賞。99年「はたはたと頁がめくれ…」などで藤村記念歴程賞。2000年に勲四等瑞宝章。
「わたしを束ねないで/あらせいとうの花のように/白い葱のように/束ねないでください/わたしは稲穂」で始まる詩「わたしを束ねないで」は、平明な言葉、自然を意識したおおらかな作風で、表現の可能性を広げた。
https://www.47news.jp/11362068.html