箆棒!

紫式部を主人公にした大河ドラマ『光る君へ』の制作が発表されたのは去年の5月*1。あれから1年経つのか! 

NHKの報道;


再来年のNHK大河ドラマ 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に決定
2023年4月27日 17時13分


再来年放送されるNHK大河ドラマは、江戸時代に人気の浮世絵師や作家を次々に世に送り出し、時代のちょうじとなった蔦屋重三郎の生涯を描く「べらぼう」に決まりました。*2主演は横浜流星さんです。

ラジオの放送開始から100年の節目の年となる再来年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(つたじゅう えいがのゆめばなし)は、江戸時代中期、歌麿北斎といった浮世絵師や作家など個性豊かな才能を見いだして次々に世に送り出した出版人、蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描きます。

主人公の蔦屋重三郎を演じるのは、数々のドラマや映画に出演する人気俳優、横浜流星さんでNHKのドラマには大河を含め初出演となります。

脚本は連続テレビ小説ごちそうさん」やドラマ10「大奥」*3などで高い評価を受ける森下佳子さんが担当します。

森下さんが大河ドラマを手がけるのは2017年の「おんな城主 直虎*4以来、2回目です。

27日、東京 渋谷のNHK放送センターで開かれた記者会見で横浜さんは「目標だった大河ドラマの主演に選んでいただき光栄に思います。今まで培ってきたものすべてをこの作品に注ぎ込み蔦屋重三郎として生き、ともに成長したい」と意気込みを語りました。

また、森下さんは「蔦重が出版した本や浮世絵はとてもおもしろいしわくわくします。当時、政治的には大変なことが起きていたが、明るくてお上をちくっとやるところも忘れないという精神がよくてドラマを楽しみにしている」と話していました。

NHK大河ドラマ「べらぼう」は再来年(2025年)1月から放送される予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230427/k10014051241000.html

今年の『どうする家康』は既に視るのを止めた。でも、来年(『光る君へ』)と再来年(『べらぼう』)には期待することにしよう。
10代将軍徳川家治、11代の徳川家斉の時代というのは、大河ドラマにとっては馴染みのない時代かも知れないが、所謂時代劇一般にとってはけっこう定番の時代だろう。〈遠山の金さん〉物を初めとして、時代劇の半数以上は(暗黙の裡も含めて)この時代を舞台にしているのではないか? 何が言いたいのかと言えば、時代劇ファンにとってはお馴染みの時代を舞台にしているということだ。これまで、『いだてん』*5を初め、面白そうな大河は所謂コアな大河ファンという層によってつぶされてきた。曰く、時代は戦国か幕末じゃなくちゃ駄目! 天下取りが絡んでなくちゃ駄目! とか。『べらぼう』はそこから外れているのだろうけど、今回は時代劇ファンが支えてくれるのでは?{ ]
篠田正浩の『写楽*6ではフランキー堺