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『朝日新聞』の記事；

3歳男児に熱い湯かけて殺害か、母親の交際相手を逮捕　大阪・摂津
9/22(水) 21:52配信

朝日新聞デジタル
　大阪府摂津市のマンションで男児（3）に高温の湯を浴びせて死なせたとして、大阪府警は22日、男児の母親の交際相手で無職の松原拓海（たくみ）容疑者（23）=羽曳野市南古市2丁目=を殺人容疑で逮捕し、発表した。「（高温の湯を）故意に浴びせていません」と容疑を否認しているという。
　捜査1課によると、松原容疑者は8月31日午後、摂津市鳥飼本町5丁目のマンションの一室で、交際相手の女性の長男、新村（にいむら）桜利斗（おりと）ちゃんに高温の湯を浴びせるなどの暴行を加え、全身やけどに伴う熱傷性ショックで殺害した疑いがある。
　同課や摂津市消防本部によると、31日午後4時50分ごろ、松原容疑者が「浴室内で男児の意識がない」と119番通報した。
　救急隊員が駆けつけたところ、桜利斗ちゃんはリビングで倒れていた。すでに心肺停止状態で、頭から上半身にかけて皮膚がただれており、約1時間20分後に搬送先の病院で死亡したという。当時、母親は外出中だったとみられる。
　松原容疑者は逮捕前、府警の事情聴取に対し、「お湯の温度を徐々に上げて（桜利斗ちゃんと）遊んでいた」と説明したという。
　捜査1課によると、松原容疑者と桜利斗ちゃんの母親は昨年10月ごろから交際を始め、今年5月から摂津市内のマンションで同居していたという。
　松原容疑者は今月7日、朝日新聞の取材に「今は何も言えない」と答えた。
　母親の知人女性によると、母親と松原容疑者が交際を始めたころから桜利斗ちゃんが通っていた保育所を休む回数が増え、今年4月ごろには、桜利斗ちゃんの頰に手でたたかれたような痕を見たという。女性が理由を尋ねると母親は「彼氏がたたいた。ばれたらあかんから、保育所は休ませている」と話したという。
　摂津市によると、母親は今年5月、市の担当者に「（松原容疑者が）手を上げて（桜利斗ちゃんに）あざができてしまった」と相談したという。
　担当者は母親と松原容疑者と面談して「決して手を上げないで」と諭し、松原容疑者は「わかりました」とうなずいたという。
　知人女性も6月に桜利斗ちゃんが虐待を受けていると市に連絡した。直後に市の担当者が母親に「変わったことはないか」と尋ねたが、虐待の話は出なかったという。
　桜利斗ちゃんと母親が住んでいたマンション近くに住む女性は桜利斗ちゃんが死亡した日、担架で運ばれる姿を見た。「口に酸素を吸入するポンプのようなものがつながれ、上半身が赤くなっているのが見えた」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0a30ae7b7d4f6f026ba3133561901869df4370f

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朝日新聞「高温の湯をかけた後、男児を数時間放置か　大阪・摂津3歳児死亡」https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d275aa1dbde9fe79ceddd5698da9ca1c2226b0
朝日新聞「高温の湯をよけた痕なし　3歳児虐待死、動けないようにした疑い」https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb931cde37c5e5e582702d82a1d63723ef9dcf8
読売新聞「「たっくんイヤ」膝の上から離れず、異変感じた母親知人ら…熱湯３歳児殺害」https://news.yahoo.co.jp/articles/946e3ca3d0bcf164f475edcbaf7d89b74d078c8b
木島諒子、清水晃平「「たっくん、いや」虐待死3歳が再三SOS　悲劇防げず知人悔い」https://news.yahoo.co.jp/articles/0c9bb7eb8ca46ba22fe27cf70c5de84e1504e322

シャワーの温度を60℃にしたということだけで、もうアウトだろう。熱すぎる！
この事件を巡っては、もう一歩踏み込んで子どもを保護できなかった行政（児童相談所）の対応が批判されている。例えば、

山脇由貴子「大阪の3歳児虐待死　助けられなかった児童相談所、対応の問題点を検証」https://news.yahoo.co.jp/byline/yamawakiyukiko/20210924-00259828

それはそうだろう。ただ、気になるのはやはり加害者のこと。虐待の動機は何だったのかとか。同じ死に至る虐待ではあっても、2018年に東京の目黒区で起こった事件*1のようなスパルタ教育系ではないようだ。
また、高知東生氏*2曰く、

大阪の虐待死事件。10分近くも熱湯をかけたって「やめてくれ」と叫びたくなる。この世には残念ながら親に向かない人もいる。何度も通報を受けていたという話しもあるし、親子が最強、最愛、最善とくくられる現状を打破する制度が早急にできて欲しい。家庭が一番危険な場所になる子供達もいる
— 高知東生 (@noborutakachi) 2021年9月23日

こんな事言ったら一生懸命仕事されている方に申し訳ないが、人は簡単には変れない。中でも子供に凄惨な虐待をしてしまう様な親は、恐らく親自身も生育歴他で問題があるはず。それらを根底から治すには、周囲の人の相当な努力とスキルがいるはず。見守りや月1回の面談位の処置では対処できないと思う
— 高知東生 (@noborutakachi) 2021年9月23日

如何にして虐待者が形成されたのか。ネット検索してみると、松原の生い立ちについて、根拠のない、しかも相互に矛盾する色々な言説が存在していることがわかる。松原について、推測に推測を重ねることもできず、文春のレポートをマークすることに止めておく；

「文春オンライン」特集班「《大阪3歳男児殺害》逮捕の“熱湯虐待”男（23）が地元で育んだ“狂気”「将来の夢は保育士、子どもたちは『怖い』と怯え…」」https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e345b475f3a212cb30022f7e93d0aff7395b61