偶々最近買った

毎日新聞』(共同通信)の記事;


柳美里さんの「JR上野駅公園口」、全米図書賞・翻訳文学部門の最終候補に
毎日新聞2020年10月7日 23時03分(最終更新 10月7日 23時06分)


 米国の代表的な文学賞、全米図書賞の運営団体は7日までに、翻訳文学部門で福島県南相馬市在住の作家、柳美里さん*1の「JR上野駅公園口」が最終候補5作品の一つに選ばれたと公表した。受賞作は11月18日にオンライン上で発表される。

 「JR上野駅公園口」は1964年開催の東京五輪の前年、家族を養うために福島から東京に出稼ぎに来た男性の生涯を描いた物語。全米図書賞のホームページでは「日本の近代化で多数の人が社会の片隅に追いやられ、無視されてきたことを読者は知ることになる」と紹介されている。

 全米図書賞の翻訳文学部門では2018年、ドイツ在住の芥川賞作家、多和田葉子さんの「献灯使」が選ばれた。(共同)
https://mainichi.jp/articles/20201007/k00/00m/040/313000c

最近偶々『 JR上野駅公園口』を買ったのだった*2。古本だけど。因みに、河出文庫版では原武史*3が「解説」を書いている。
JR上野駅公園口 (河出文庫)

JR上野駅公園口 (河出文庫)

  • 作者:美里, 柳
  • 発売日: 2017/02/07
  • メディア: 文庫
献灯使 (講談社文庫)

献灯使 (講談社文庫)