カンボディアの犬肉産業

AFP「「これは罪だ」 カンボジアに広がる闇の犬肉産業」https://www.afpbb.com/articles/-/3254347


カンボディアにおける「犬肉産業」について。
「安価なたんぱく源である犬肉*1は、中国や韓国、ベトナムインドネシアの非イスラム社会などのアジア諸国で現在も食べられている」ということなのだが、どれほど安いのか、牛肉や豚肉や鶏肉と比較してくれないとわからない。「安い犬肉は網焼きや1.25ドル(約140円)ほどのスープになって飲食店で提供されており、日雇い労働者に人気がある」。豚肉や牛肉は幾らくらいするのか。私の中国(華南)における限られた知見からすると、犬肉は決して「安価なたんぱく源」ではない。また、人々が犬を食べるのも、安いからではなく、薬膳というか、精力増進のためだ。
この記事は犬肉を食べる文化に対して批判的なのだが、犬肉を食べる風習が衰退する最も手っ取り早い途は中産階級を増やして、ペットを飼うという風習を定着させることだろう。
犬に咬まれても狂犬病の予防注射をせず、「せっけんとレモンで傷を消毒した」という男性が登場する。「レモン」で「消毒」というのは初めて聞いた。