「医師法違反」事件

少し前の『朝日新聞』の記事;


医師免許なく採血した疑い 「研究所」を家宅捜索 松山

2016年11月2日00時23分


 松山市で「研究所」の所長を名乗り健康指導をしている男が、医師免許がないのに医療行為をしていた疑いが強まったとして、愛媛県警などは1日、医師法違反(無資格医業)や医薬品医療機器法違反の容疑でこの「研究所」など複数の関係先を家宅捜索した。

 捜査関係者によると、男は「赤血球の形を見れば健康状態がわかる」とうたって医師免許がないのに患者から採血した疑いや、医師免許がないのに患者にサプリメントを処方した疑いがもたれているという。
http://www.asahi.com/articles/ASJC17QVNJC1PTIL024.html

「赤血球の形を見れば健康状態がわかる」理論の妥当性は言及していないのだが、どうなのだろうか。
さて、「医師法違反」ということで、2013年に起きた事件;

SMクラブ女王様が客の男性器に注射器刺して御用
リアルライブ 2013年10月8日 14時45分 (2013年10月9日 14時44分 更新)



 なんとも、“痛〜い”サービスを売りにしていたSM女王様が御用となった。

 京都府警サイバー犯罪対策課と下京署は10月4日、医師免許がないのに客の男性器の採血などをしたとして、医師法違反の疑いで、風俗店経営の女(43=大阪府大阪市浪速区恵美須西)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、今年6〜9月、大阪府内のホテルで、兵庫県明石市の会社員(52)ら男性3人に対し、無資格で注射器を使い男性器から採血したり、針と糸で縫合したりといった医療行為をした疑い。

 府警によると、女は派遣型風俗店を経営しており、自身もSM女王様として、接客していた。注射器や針を使った採血や縫合は、約8年前に別の風俗店で勤務していた時に始めたといい、同店のサービスとして日常的に行われていたもよう。

 女は「8年前から客の求めに応じて針プレーをしていた。出血はあるが、私は血を見ても大丈夫だったし、客が喜んでくれたので、自分に合ったプレーだと思った」と供述し、大筋で容疑を認めている。

 女は9月17日、店のブログに男性器の写真を、モザイクをほとんどかけずに掲載したとして、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで逮捕されていた。ブログに採血や縫合をした写真が掲載されていたため、今回の犯行が発覚。写真やブログの本文に記載されていた客のニックネームなどから、3件の犯行を特定した。これらの行為は男性客と合意の上だったため、傷害容疑での立件は見送った。

 府警は女の自宅から、注射器やメス、手術の教本などを押収し、入手経路を調べている。
(蔵元英二)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131008/Real_Live_15636.html

京都府警は、あの伏見区のなめくじオヤジ*1の更生(調教)を彼女に委嘱すべきだろう。
医師法違反」を巡っては、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071127/1196143671 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151207/1449417565 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160409/1460160431も。