或る湯桶読み

J-CASTニュース』の記事;


立憲議員、「手当」をまさかの誤読 「てとう、てとう...」連発にネット困惑「小学校で習う漢字だよね?」
2023年06月02日12時13分


立憲民主党の田島麻衣子参院議員(46)*1が2023年5月30日の参院経済産業委員会で、「手当(てあて)」を「てとう」と読む場面があり、ネット上で戸惑いの声が相次いでいる。


「てとう?」「ん?ん?国会用語なの?」
話題になったのは、岸田文雄首相の長男・翔太郎氏の公邸忘年会問題について追及する中での田島氏の発言だ。

田島氏は、翔太郎氏が6月1日付で首相秘書官を辞職するにあたり、各種手当を返納するのかについて質問。具体的な手当について、

「住居手当・通勤手当・期末手当・退職手当...」
と列挙したが、「手当」の部分を全て「てとう」と読んでいた。

その後、岸田首相は「通勤手当・住宅手当、これについてはもともと支給されておりません」などと答弁したが、手当の部分は「てあて」と読んでいた。

田島氏の「誤読」にネット上では、「てとう?」「ん?ん?国会用語なの?」「読み間違い?それとも業界用語?」「手当って小学校低学年で習う漢字だよね...?」など困惑の声が相次いでいる。


https://www.j-cast.com/2023/06/02462673.html?p=all
ちょうどこの件に関して、ニュース番組で見て、「てとう」に吃驚して、もしかして、「手当」を「てとう」という方言、或いは堅気の人間では窺い知れないプロの世界でもあるのか? と思ったりもしたのだけど、現在のところ、そういうのがあるという情報は現在のところ得ていない。
政治家と漢字といえば、麻生太郎が「踏襲」を「ふしゅう」と念んだり*2、「未曾有」を「みぞゆう」、「怪我」を「かいが」と念んだりしていた*3。また、安倍晋三が「云々」を「でんでん」と念んだり*4、「背後」を「せいご」と念んだりしたこと*5もまだ記憶に新しいのではないだろうか。まあ、田島さんがこうした件で麻生や安倍をdisったことがあるなら、秘かに謝罪しておいた方がいいだろう。
「手当」に意味が関連している言葉としては日当というのがあるけれど、こちらはヒアテではなくニットウ。