正誤の彼方

「でんでんむし」と名乗る人物を知り*1、そういえば安倍晋三「でんでん」事件*2というのがあったなと思った。
その前の週に安倍晋三は紐育で事件を起こしていた。


J-CASTニュース「安倍首相、またも誤読?「背後」を「せいご」 「云云」(でんでん)に続き」http://news.livedoor.com/article/detail/15369786/


曰く、


安倍晋三首相が2018年9月26日(日本時間)、米ニューヨークで開かれている国連総会の一般討論演説で、「背後」を「せいご」と読み違えたとみられる一幕があった。

安倍首相が公の場で誤読するのは少なくともこれで2度目。識者は「ルビを振るべきだった」と皮肉を込める。


読み間違いはツイッター上で注目を集め、著名人からの指摘が相次いでいる。

「揚げ足取りで申し訳ないが、冒頭から1分、安倍首相は背後を『せいご』と読んでいる。ルビを振るべきだった」(作家・盛田隆二氏)
「この人の言い間違いが問題なのはただの無教養ではなく、彼が日常的に犯す言い間違いを『それ違うよ』と指摘してくれる人が周りに一人もいないということです」(思想家・内田樹氏)
自民党総裁選の前に30分『うんこ漢字ドリル』で漢字テストを課すことをお勧めします」(経済学者・金子勝氏)

金子勝*3の名前を見るのは久しぶりだな。それはともかくとして、国連総会の通訳の人たちのプロフェッショナリズムを讃えるべきだろう。前以て原稿を渡されていたのだろうけど、文字と実際に読み上げられた(?)音とのギャップに爆笑することもなく通訳を続けたことを。
ところで、「せいご」という音から、どんな言葉を真っ先に連想するだろうか。まあ「背後」という漢字を連想する人はあまりいないだろう。愛国先生や小川榮太郎だってそこまで修行はできてない筈。私は「生後」や「正誤」よりも鱸の幼魚だな。