春樹は帰還するか?

承前*1

『読売新聞』の記事;


逮捕の角川歴彦容疑者、創業家出身で30年近くトップの座
2022/09/14 23:01


 東京五輪パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は14日、大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者(78)(受託収賄容疑で再逮捕)に約6900万円の賄賂を渡したとして、出版大手「KADOKAWA」会長の角川 歴彦つぐひこ 容疑者(79)*2を贈賄容疑で逮捕した。KADOKAWA側の逮捕者は元専務らに続き3人目。特捜部は、賄賂提供には角川容疑者の意向が強く働いた可能性があるとみて解明を進める。

 発表によると、角川容疑者は同社元専務の芳原 世幸としゆき (64)、元担当室長の 馬庭まにわ 教二(63)両容疑者と共謀。大会スポンサーに選定されるよう高橋容疑者に依頼し、便宜を図ってもらった謝礼などとして2019年9月~21年1月、計約6900万円の賄賂を提供した疑い。


 特捜部は、高橋容疑者の大手広告会社「電通」時代の後輩でコンサルタント会社社長の深見和政容疑者(73)(受託収賄容疑で逮捕)が代表を務める「コモンズ2」に支払われた計約7600万円を賄賂と認定。うち約700万円は贈賄罪の公訴時効(3年)が経過した。

 角川容疑者は今月5日、報道各社の代表取材に応じ、「賄賂を渡したという認識はない」として関与を否定。特捜部は翌6日、芳原容疑者らを贈賄容疑で逮捕し、東京都内のKADOKAWA本社や角川容疑者の自宅を捜索していた。

関係者によると、同社は東京大会のスポンサーを目指し、深見容疑者に相談。深見容疑者から同社の要望を聞いた高橋容疑者は16年、組織委や電通に対し、KADOKAWAと別の大手出版社の2社をスポンサー候補として挙げた。

 高橋容疑者らは、2社の負担額を計5億円とし、それぞれ負担額の8割をスポンサー料として組織委に、2割を「手数料」としてコモンズ2に支払わせることを計画。KADOKAWA分は計3億5000万円(うち手数料7000万円)、別の大手出版社分は1億5000万円(同3000万円)とされたが、別の大手はスポンサーを辞退し、支払いはしなかったという。

 KADOKAWAは19年4月、「書籍及び雑誌の出版サービス」の分野で「オフィシャルサポーター」の契約を組織委と締結。高橋容疑者らの計画通り組織委に2億8000万円、コモンズ2に計約7600万円を支払った。

 KADOKAWAは1945年創業。角川容疑者は創業家出身で、30年近くトップの座にあった。角川容疑者の逮捕を受け、KADOKAWAは「多大なご心配とご迷惑をおかけしており、深くおわび申し上げる」とコメントした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220914-OYT1T50252/

角川歴彦が逮捕されたということで、かつてコカイン密輸の廉で逮捕され、自らの会社から追放され、、実刑判決を受け、服役した、兄の角川春樹*3の記憶が甦ったという人も少なくないのでは? 現在のKADOKAWAの体制というのは、兄によって角川を追放されていた歴彦が兄のコカイン事件に乗じて復帰したことが基になっている。今回、弟の「贈賄」の廉での逮捕によって、80歳の兄の復位というのはあり得るのだろうか?
春樹/歴彦の争いについては、


キャリコネニュース編集部「角川歴彦会長逮捕「トップ逮捕」の悪夢再び 角川兄弟の「お家騒動」を振り返る」https://news.careerconnection.jp/news/social/143325/


角川映画では、是非この兄弟の争いを、父親であり角川書店初代の角川源義と息子たちとの確執に遡って映画化してほしいと思うね。『ハウス・オヴ・グッチ』*4リドリー・スコットに撮れと言ったら、撮ってくれるだろうか?

さて、角川源義の享年が58歳だったことに軽く驚いた*5