麻生太郎の「地球温暖化」と北海道の米問題については別の機会に書こうと思う。
さて、小沢一郎事務所激オコ;
北海道で、北海道米と生産者の努力を嘲ったばかりの麻生副総裁が、昨日はわざわざ盛岡市に来て、「岩手県は、昔は日本のチベットと言われていた」と発言。なぜいつも上から目線で人を馬鹿にするのか。岩手県民のこれまでの努力を明らかに愚弄している。人を思いやらない政治には思い知らせるしかない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2021年10月29日
岩手が「昔は日本のチベットと言われていた」というのはたしかに事実*1。また民主党の石井一が山陰地方のことを「日本のチベット」と呼んで、問題になったこともある*2。
ところで、「日本のチベット」という差別的なクリーシェは何時頃まで遡れるのだろうか。また、日本独特の表現なのだろうか。例えば、仏蘭西人は瑞西との国境地帯であるジュラ地方を仏蘭西のチベットというのだろうか。西班牙人はピレネー山脈を西班牙のチベットというのだろうか*3。
また、「日本のチベット」をスピリチュアルな土地という意味に解すなら、東北の中でも異議が出てくるのでは? 例えば、東北の霊的中心はやはり出羽三山だ! とか。
小沢一郎もまさかの小選挙区敗退で気を落としているのでは? こういうときこそ、「小沢信者」は五体投地しながら聖地・岩手を目指すという修行を行ってほしい。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20080901/1220265656 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/09/02/095042
*2:See eg. 「「日本のチベット」発言 石井一氏が後援会で弁明」https://www.j-cast.com/2010/02/26061036.html?p=all
*3:この地域は独立闘争という問題も抱えている!