承前*1
朝日新聞デジタル「茨城一家殺傷 容疑者、事件前にスマホで被害者宅周辺を撮影か」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6097519ae4b0aead1b849ace
曰く、
茨城県境町の住宅で2019年9月、夫婦が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、夫婦に対する殺人容疑で逮捕された岡庭由征（よしゆき）容疑者（26）=埼玉県三郷市=のスマートフォンから、事件前に被害者宅の周辺を撮影したとみられる動画が見つかったことが、捜査関係者への取材でわかった。
これで岡庭の怪しさは上昇したといえるだろう。でも、これは物証では全くない。偶々通りかかって、荒涼とした風景に魅かれたので写真を撮ったと言っても納得する人は多いだろう、俺だって、この雑木林の前を通りかかれば、写真を取らないということはないだろう。警察はもっと確かな物証、指紋とか岡庭のDNAと一致する髪の毛とかを握っていると思ったのだけど、違うのか？ それから、写真の撮影日時の推定の理由もおかしいよ。スマートフォンに限らず、ディジタル写真は撮影日時やロケーションのデータを含んでいる。それを参照すれば、「事件前」か否かというのは一目瞭然じゃないか。それとも、岡庭がそうしたデータを削除したり改竄したりした痕跡があるのだろうか。 もしそうなら、岡庭の怪しさは増大するので、 何故それに言及しないんだ？ ということになる。
茨城県警から連絡を受けた埼玉県警が昨年11月、殺人予備容疑で岡庭容疑者宅を家宅捜索。押収したスマートフォンから、被害者宅の周辺を撮影した動画が見つかった。事件後に張られた規制線が映り込む区域が撮られていたが、規制線は映っておらず、撮影は事件前と判断したという。
