「次男」、北へ

中日新聞』(共同通信)の記事;


2019年9月14日 19時08分

金丸信氏の次男ら60人が訪朝 党や外務省の高官と面会も


 【北京共同】日朝関係改善に取り組んだ故金丸信・元自民党副総裁の次男、信吾氏(74)を代表とする訪朝団約60人が14日、北京から北朝鮮平壌へ出発した。19日まで滞在。金丸信氏生誕105年となる17日には祝賀会を予定しており、朝鮮労働党や外務省の高官と面会する可能性もある。

 信吾氏は、北京国際空港で記者団に対し「日朝の懸案事項は多くあるが、解決には国交正常化が一番の近道だ」と強調。前提条件なしで日朝首脳会談開催を目指すとの安倍晋三首相の提案に対する北朝鮮側の評価も聞きたいと語った。政府や自民党からのメッセージは預かっていないとした。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019091401002072.html

この金丸信吾氏というのは金丸信*1の息子とはいっても、公職に就いているわけでもなく、私人ということになるのだろう。つまり、アントニオ猪木とは全く立場が違う。それなのに、何故新聞のネタになるのか。また、「訪朝」の目的は? 金丸信の「生誕105年」ということだけど、105というのは切りのいい数字ではない。また、60人というのはかなり大きな団体だろうけど、それはどういう人たちからなっているのか? 
記事の第二パラグラフは、かなり政治的に踏み込んだ内容になっている。日本政府筋の思惑が絡んでいそうだという推測をすることも可能な感じだ。例えば、「政府や自民党からのメッセージは預かっていない」と言っているけれど、仮令預かっていたとしても、預かってますよとあからさまに言えるわけないじゃん!
とにかく、読んだら却って謎が深まるという記事。