承前*1
『南日本新聞』の記事;
現実空間から仮想現実空間への移動ということだろうか。
デジタル技術で後世へ 解体の旧都城市民会館
(2019/07/07 20:00)
解体が決まっている旧都城市民会館(都城市八幡町)で2、3日、建築家や大学准教授らで構成する会社「gluon(グルーオン)」(東京)が中心となり、建物内外の計測作業を行った。3次元レーザースキャナー、ドローンなどで計5000枚以上を撮影し、デジタルデータを記録。測定した3次元点群データを基に、仮想現実(VR)の動画などを制作し、ウェブサイトで公開する。
同館は、1960年代に展開した建築運動「メタボリズム」を代表する建物で故・菊竹清訓氏が設計。「名建築の価値を後世に継承したい」と考えた同社が市に協力を求めた。ネットで資金を募る「クラウドファンディング」で目標額50万円を2日間で達成し、現在は約110万円が集まっている。同社共同代表で建築家の豊田啓介さん(47)は「支援者が多いのは、建物への関心が高いということ。解体されるのは残念だが、デジタルの世界で永遠の命を得ると考えてほしい」と話した。
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私の意見は、老朽化故に「解体」しなければいけないなら、同じデザインで建て直せばいいということ。これは、伊勢神宮の式年遷宮などの日本の伝統にも適ったことである。