詠一も吃驚

安田聡子「生きた金魚をトイレに流さないで……。巨大金魚の写真が訴える、トイレの先で起きること」https://www.huffingtonpost.jp/entry/goldfish-flash_jp_5d11c269e4b07ae90da2acbd


米国のナイアガラ川で捕獲された体長36cmの金魚。


This is why you should never flush your fish! This 14-inch goldfish was caught in the Niagara River, just downstream of the wastewater treatment plant. Goldfish can survive year-round in our watershed and can destroy the habitat of native fish. Scientists estimate that tens of millions of Goldfish now live in the Great Lakes. If you cannot keep your pet, please return it to the store instead of flushing or releasing it. http://bit.ly/goldfish-cso
https://www.facebook.com/BNWaterkeeper/posts/10157452539187147:0
ナイアガラ川にはナイアガラの瀧がある。もし瀧を登れば、登龍門というか、鯉ならぬ金魚の瀧登り?
放流による金魚の野生化は世界各地で深刻な影響を与えているようだ。以前濠太剌利における金魚の野生化問題を伝える記事を読んだのだが*1、濠太剌利では野生化した金魚の鮒への先祖返りのようなことが起きているようだった。そもそも金魚というのは鮒の突然変異が人間によって固定化されたもの。米国にも、鮒の甘露煮のような金魚=鮒を食べる文化を伝達すれば、野生化した金魚を捕獲するインセンティヴにもなり、野生化した金魚による生態系へのプレッシャーを緩和するのに貢献するのでは? 
それから、映画とかを観ても、要らない魚をトイレに流すというのは、米国では、かなり当り前の行為というか、排泄物をトイレに流すのとあまり変わらない行為として行われているようだ。米国のみならず世界的に、動物に対する残酷な振る舞いがまずます道徳的な非難の対象となりさらには犯罪化されてもいるのに、このトイレに流す行為は(管見の限りでは)そのような非難の対象からは外れているようなのだ。その感覚は全く理解できない。所謂「動物の権利」*2を称揚する人たちは直ちにキャンペーンを行うべきだろう。動物は雲古じゃない!
See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131231/1388460166