End of a circus

Reuters “After 146 years, the Ringling Bros and Barnum & Bailey circus is to close” https://www.theguardian.com/us-news/2017/jan/15/after-146-years-the-ringling-bros-and-barnum-bailey-circus-is-to-close


米国の老舗サーカス団リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス*1が今年5月の最終公演を以て活動を停止すると発表した。理由は入場券販売の落ち込みとコスト上昇。また、記事では、PETA*2などの「動物の権利」団体からのプレッシャーの強大化も背景として挙げている。リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリーは昨年5月に、「動物の権利」団体のプレッシャーの中で、象のパフォーマンスを取り止めたばかりだった*3
今後は、雑技というかシルク・ドゥ・ソレイユ*4のような人間によるアクロバットとしてのサーカスはともかくとして、馬戯団とか曲馬団という意味でのサーカスが生き残っていくのは難しいということだろうか。そういえば、カタルーニャでは闘牛が過去のものになってしまったのだった*5
ところで、米国におけるサーカスの歴史ということだど、やはり亀井俊介『サーカスが来た!』をマークしておきたい。