Pete Burns

(当たり前のことだが)色々な人が他界している。しかし、一挙にここで言及することはできない。先ず、


Hannah Ellis-Petersen “Pete Burns, frontman of Dead Or Alive, dies aged 57” https://www.theguardian.com/uk-news/2016/oct/24/dead-or-alive-frontman-pete-burns-dies-aged-57
“Pete Burns: Dead or Alive singer dies aged 57” http://www.bbc.com/news/uk-37755445


デッド・オア・アライヴ*1のヴォーカリストピート・バーンズ*2が10月23日に他界した。享年57歳。 私よりも2つ上だよ。デッド・オア・。アライヴというと、1988年に昭和天皇が危篤になったとき、バンド名それ自体が府警もとい不敬であるということで放送禁止になったというエピソードがあるのだが*3音楽史上は所謂ユーロ・ビートの嚆矢ともされる。しかし、無意味にテンションが高いだけの所謂ユーロ・ビートとはちょっと違うような気がしている。また、彼は(グラム・ロック以来の)〈ジェンダー脱構築者〉の系譜にも属している。因みに、ピート・バーンズへの追悼の呟きも行っているボーイ・ジョージ*4は2つ下。晩年の同性婚にせよ、悪質な整形手術に引っ掛かっての〈顔面崩壊〉にせよ*5 、長くはなかったけれどインテンシヴな生であったといえる。
See also


Alexis Petridis “Pete Burns – provocateur with a pop brain and a sensitive side” https://www.theguardian.com/music/musicblog/2016/oct/24/pete-burns-provocateur-with-a-pop-brain-and-a-sensitive-side